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パートさんの頼み事 〜アイリスの色香〜【完結】
第7章 エピローグ
ボクは隣に寝そべって、一緒に余韻を楽しんだ
でもサカタさんは余韻を楽しむ余裕は無かったみたい
やっと終わった、という安堵した雰囲気でした
「ありがとう、サカタさん……とっても良かった」
「それはこっちのセリフよ……信じられないわ
あなたいつもこんななの?」
「きょうは頑張りました
ようやく手に入れたサカタさんの身体なんで」
「私のほうが保たないわ」
「もう1回します?」
「もう本当にダメ!勘弁して!」
「ボクとシタかったんじゃないの?
想像してひとりでシテたんでしょ?」
「……こんなにするなんて思ってなかったもの
こんなのマラソンした後みたいじゃない?
わたし瘠せたんじゃない?」
「いつでも呼んでくれたら、トレーニングに付き合いますよ?」
「ねぇ、お願いがあるんだけど?」
「なんですか?」
「旦那が退院したあとも、付き合って」
「いいんですか?」
「離れられないわ、こんなことされたら!
アンタのせいだからねッ!?」
ボクは笑って、サカタさんのほっぺにキスをした
〈おしまい〉