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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第11章 一線
叔母なら言いかねない。
それでも僕は期待に股間を膨らませて叔母が入った部屋に向かった。

部屋は既に程よくエアコンが効いていた。
灯りも点いている。
叔母の香りに満ちていた。
その叔母はベッドに横たわって僕を見つめている。
お腹から下にタオルケットをかけていた。

「陽翔は寝る時暗い派?……」

「うん、寝る時は真っ暗だけどまだ眠くないよ…」

「そ、その壁のスイッチ切ってこっちにおいで……」

どうやら勉強というわけではないらしい。
スイッチを押すと天井の照明が落ちた。
それでも壁際に置かれた間接照明のお陰で部屋はそれほど暗くはならなかった。  
僕は言われるがままにベッドに上がっていった。
叔母がタオルケットを持ち上げて僕の腰にもかけてくれる。

大きなベッドだった。
枕も横長で二人が頭を預けるにはじゅうぶんで向き合っても互いの顔はよく見えた。

私は陽翔と向き合いながら真っ直ぐに見つめた。
ベッドに横たわり一枚のタオルケットをかけていても少しだけ距離を取っていた。

「…ねぇ、陽翔…陽翔は私と……セックスしたいんだよね?……」 

ストレートに口にしていた。
陽翔の頭が私を見つめたまま少し持ち上がった。
そのまま肘をつくように上体を起こしていく。

僕は叔母を見下ろすような格好で答えていく。

「……したいっ……したいよっ……」

「いいよ……でもほんとに私が最初の女でいいの?……」

私は自分を滑稽だと思った。
取って付けたような台詞に辟易してしまう。
でも、他に思いつかなかったから仕方がない。                                 

「嫌なはずないよ…結奈さん聞いてほしいことがあって…引かないでね?…」

陽翔は思い詰めた表情をしている。
私も身を起こした。
タオルケットで下半身を隠したまま、ヘッドレストに背中を預ける。

【やっぱりこうなるよね…】

したいからやるみたいなノリにはならないようだ。

「引かないけど……」

僕は今しかないと想いをぶつけることにした。 

「僕ね…結奈さんのことが好きなんだ…」

驚きはしない。
薄々というか、これまでもそうなんだと思わせる言動は何度もあったのだから。

【私もやっぱり向き合わなくちゃだめだよね……】

甥っ子と過ごしてきた2ヶ月以上の時間は少なからず私の気持ちも変化させていた。
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