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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第11章 一線
ブラが整然と並んでいた。
カップが重なるように前後に並べられている。
それは一番手前のを取り出してみた。
淡いパープルでブラカップは透け透けだった。    
ちょっと匂いを嗅いでみた。
柔軟剤?…すごくいい匂いがした。
着けてる時とはちょっと違う印象だった。
あの深い胸の谷間から香る匂いは叔母自身から発せられているのだと確めることができて頬が緩んだ。

【あとなんだろ?…】

2段目の引き出しを開けた。
Tシャツやタンクトップ、キャミソールといったかさばらない衣類。
ちょっとがっかりして、下着以上のモノは無いかと最後の引き出しを開けた。

「あっ…」

下着以上のモノがそこに納められていた。

「これって…大人のおもちゃ……」

叔母はオナニーすると言っていた。
それは指だけのオナニーじゃなかった。
黒い男性器を模したバイブ。
玉子型のローター。
もうひとつ、男性器の形のモノ。
それと箱に入った何か。

【使ってるところ視たいな…お願いしたらしてくれるかな…】

これが叔母の中に挿ってるんだ。
叔母の喘ぐ表情は知っている。
これを使って感じる叔母の姿が生々しく想像できた。
このままオナニーしたくなって、僕は肉棒を握りしめていた。

【ローボード…全部開けた?……玩具も見つけたかな……】

シャワーを浴び出しても脱衣室になかなか気配を感じられない。
きっと陽翔は物色しているのだろう。
下着を使ってオナニーしてるかもしれない。
わざわざケースから引き出しに移動した玩具。
見つけたなら我慢などできないだろう。
私は髪を洗い終えても来ない陽翔にそう確信していた。

昨夜はあんなに出したのだ。
また溜め込んでもらわきゃと微笑む。
そろそろかな、と思うと浴室のドアを開けて声をかける。

「陽翔ぅ…何してるの?……さっさと歯を磨きなさいっ……」

「はぁっ……はぁっ……」

おしっこよりもやはり射精したかった。
クローゼットの中はおかずの宝庫だった。
やっぱり叔母のショーツに射精しようかと思っていたら寝室の向かいから声をかけられてしまった。

「は、はぁーい…すぐいくよ…」

もう少しのところで止められてしまう。
僕は乱雑に開けた三つの引き出しを元に戻した。
汚れたシーツを手に脱衣室に向かう。
浴室からはシャワーの音がしていた。
シーツを置いて、歯を磨いていった。
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