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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第2章 距離感
観察する時間を与えてやる。
陽翔は真っ直ぐ膝の間を見つめている。
私は心の中で5秒数えて、手を引き上げた。

【…おかず、増えたかな?……】

立ち上がっても腰を折ったままの陽翔に囁く。 

「今日はここまで……ご飯食べよ……」

【ここまでって…勉強のことだよね…】

僕は何を考えているんだ。
叔母の手に引き上げられるように立ち上がった。
 
「うん…すぐに行くから先に降りてて…」
 
私は立ち上がって部屋を出ていく。

【今日はピンクだった…】

陽翔には結奈の行為がわざとなのか偶然なのかと考える余裕がないほど興奮していた。
チノパンの中の肉棒はまたしても痛いほど勃起している。

【早く抜きたい…】

「陽翔ぅ…早く降りておいで……」

叔母が下から声をかけてくると、唇を噛んで返事をした。

一階に降りると廊下にまでいい匂いがしていた。
陽翔に声をかけたのはもちろんわざと…触る時間を与えないためだ。

クスッ…と笑ってダイニングに進んでいった。
 
「姉さん…陽翔、頭いいよね……家庭教師いる?……」

「中の上でしょ……美大行くならもっと上を目指さなきゃ……」

ご飯を食べながらそんな会話をしていると、陽翔はおもしろくなさそうな顔をしていた。

「ところで陽翔は美大行きたいの?……」

「うーん、絵は好きだけどまだよくわかんないよ…」

【やっぱり親子か……】

まぁ、いい…。

私は失業中にこの上ない楽しみを見つけた。
これで陽翔の成績が伸びればウィンウィンということになる。

「それで…中間はいつからなの?……」

「再来週の水曜から3日間…」

陽翔の言葉に私は姉を見た。
もう二週間を切っていた。
 
「じゃあ、来週は家でご飯食べる日が増えるわね……」
 
【ほんとにこの親子は…】
 
私は呆れるように肩を竦めた。

「はいはい…そういう契約でしたね…確か……」

緊張感のない夕食を過ごし、その日は姉宅を後にした。

 
「結奈さん…結奈さんっ……見せてっ…もっとよく…ぁっ…ぁぁ、出るっ!…」

その夜も僕は叔母の胸の感触とピンクのショーツで三回抜いた。
濡れたティッシュを握り部屋をそっと抜け出しトイレに忍び込む。
母親に見つかりたくないのでいつもこうして証拠隠滅をしていた。
トイレに吸い込まれるティッシュを見つめながらまた叔母を思い出すと勃起させていた。
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