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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第14章 餓鬼
深夜のコンビニで俺は立ち読みをしていた。
たまに客は入ってくるものの、さっさと買い物を済ませて出ていく。
今は誰もいない。
レジに男のスタッフが1人いるだけだった。
【へぇ…時間通りじゃん…】
1台の車が駐車場に入ってきた。
ドアが開き、銀髪の女が降り立った。
女はサングラスをかけて店内へと入ってくる。
スタッフのやる気のない「いらっしゃいませ」が聞こえると、女はこっちに真っ直ぐ近づいてきた。
「似合ってるっすね…でも、深夜にグラサンっていかにも怪しくないっすか…」
濃いサングラスの下で眉間に皺を寄せた。
「この格好で来いっていったのはそっちだろ……」
「まぁ、そうなんすけどね…身バレしない方がいいっしょ…これでも気ぃ使ってんすよ…で、銀髪以外にもちゃんと言う通りにして来たんすよね…」
「…してるって……」
俺は手にしていた雑誌を戻し女に身体を向けた。
ポケットに手を突っ込んでちょっと首を伸ばす。
「見せてよ…」
私はキョロキョロと辺りを見渡した。
天井の角に監視カメラがあるのが解る。
一番上は開いている。
次のボタンから二つ外して中を覗き込ませまた。
「フンッ…おっぱいけっこう大きいっすね…乳首の色も綺麗だ…」
レジに店員がいるだけと解っていても恥ずかしい。
何より屈辱だった。
「こんな格好させてどこ行くつもり?…さっさと終わらせて帰りたいんだから……」
俺は肩から下げていたボディバッグを前に回してジッパーを開いた。
「はい、これ着けて…」
赤い革製の首輪だった。
私は固まっていた。
【これを着けろって……】
「あ、ごめん…自分じゃ嵌められないか…じゃ、ウィッグ持ち上げて…」
はいどうぞ…なんてできない。
後退りしていく。
「ふざけないでっ…何をさせたいのっ…」
「いちいち説明なんてめんどいんだけど…嫌なら帰ってもいいんすよ…」
「お前…最低だな……」
「なんとでも言っていいっすよ…言うこと聞くんならね…」
サングラスでこいつには伝わっていないのかもしれない。
私はキッと睨みながら、首を晒すように作り物の髪を持ち上げていった。
「そうそう…俺はどっちかと言うと従順な女が好みなんすよ…」
首輪が首に巻かれていく。
ベルトの穴に金具を刺され、固定されてしまう。
窓に写った自分を確認すると首元でカチッと音がした。
たまに客は入ってくるものの、さっさと買い物を済ませて出ていく。
今は誰もいない。
レジに男のスタッフが1人いるだけだった。
【へぇ…時間通りじゃん…】
1台の車が駐車場に入ってきた。
ドアが開き、銀髪の女が降り立った。
女はサングラスをかけて店内へと入ってくる。
スタッフのやる気のない「いらっしゃいませ」が聞こえると、女はこっちに真っ直ぐ近づいてきた。
「似合ってるっすね…でも、深夜にグラサンっていかにも怪しくないっすか…」
濃いサングラスの下で眉間に皺を寄せた。
「この格好で来いっていったのはそっちだろ……」
「まぁ、そうなんすけどね…身バレしない方がいいっしょ…これでも気ぃ使ってんすよ…で、銀髪以外にもちゃんと言う通りにして来たんすよね…」
「…してるって……」
俺は手にしていた雑誌を戻し女に身体を向けた。
ポケットに手を突っ込んでちょっと首を伸ばす。
「見せてよ…」
私はキョロキョロと辺りを見渡した。
天井の角に監視カメラがあるのが解る。
一番上は開いている。
次のボタンから二つ外して中を覗き込ませまた。
「フンッ…おっぱいけっこう大きいっすね…乳首の色も綺麗だ…」
レジに店員がいるだけと解っていても恥ずかしい。
何より屈辱だった。
「こんな格好させてどこ行くつもり?…さっさと終わらせて帰りたいんだから……」
俺は肩から下げていたボディバッグを前に回してジッパーを開いた。
「はい、これ着けて…」
赤い革製の首輪だった。
私は固まっていた。
【これを着けろって……】
「あ、ごめん…自分じゃ嵌められないか…じゃ、ウィッグ持ち上げて…」
はいどうぞ…なんてできない。
後退りしていく。
「ふざけないでっ…何をさせたいのっ…」
「いちいち説明なんてめんどいんだけど…嫌なら帰ってもいいんすよ…」
「お前…最低だな……」
「なんとでも言っていいっすよ…言うこと聞くんならね…」
サングラスでこいつには伝わっていないのかもしれない。
私はキッと睨みながら、首を晒すように作り物の髪を持ち上げていった。
「そうそう…俺はどっちかと言うと従順な女が好みなんすよ…」
首輪が首に巻かれていく。
ベルトの穴に金具を刺され、固定されてしまう。
窓に写った自分を確認すると首元でカチッと音がした。