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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第14章 餓鬼
喉がカラカラだった。
身体中の水分が下腹部に集約されているんじゃと思えていた。

「や、やだ……」

首筋に…鎖骨に…乳房に…腋に…お腹に…お尻に…内腿に…汗が筋となって伝っていく。

「…ここっしょ?…」

お臍の下から押さえ下ってきた指先が膀胱の上をとうとう押さえた。

「…っん…ぁ……」

ちょろっ…ちょろ…。

少し溢れた。
何処に力を入れていいのかも解らない。
それでも我慢しようと身体を硬くする。

【…だめ…止めらんない……】

一旦決壊した流れを止めることは不可能だった。

「視るなっ…向こうに行けってっ……バカっアホっ…死ねっ……」

【やだ…もう止まんない……】

愛液とも潮とも違う飛沫が尿道口から迸っていく。

「う~わ、すげぇ出てんじゃんっ…女がしょんべんでアーチ描くなんて、マジうけるっ…」

肩口から嬉しそうに覗き込まれてる。

【だって止まんないっ…仕方ないだろっ……】

私は咄嗟に汚れたくないと思ったのか、
それとも本能的にこの解放感に身を任せたかったのか解らない。

大理石調のタイルの上で爪先立ち、膝を開き立て、後ろ手をつき、腰を突き出していた。
弧を描く迸りが階段に飛んでいく。
階段は長方形のタイルが整然と敷き詰められていた。
二段目までは水溜まりとなり、飛沫を弾いていく。
その水溜まりが三段目へと伝い落ちていく。
タイルの目路を伝い流れ、順々に階段を下りていった。

「はぁっ…はぁっ……っん……」

ようやく終わった。
勢いを失くした体液はお尻の方にまで伝って、ぽと…ぽとっと足の間を濡らしていた。

信じられない屈辱と羞恥の筈なのに、
脂汗とは違う汗が吹き出し、肌に水の玉を作る。
カラカラだと思った口内に唾液が溜まっていく。
出しきった体液の次に淫裂はまた愛液に濡れていく。

【なんで…なんでよ…こんな目に遇わされて……】

自分でも全く理解できない。
でも身体が疼いていること、熱く火照っていることは否定できなっかった。

「…ティッシュ持ってんの?……」

脚を閉じることも憚られて、そのままの格好で私は無機質に尋ねた。

「すんません…ないっすね…ハンカチなら持ってるけど嫌っすよ…」

私は濡れたタイルを避けるように立ち上がった。
少年は阻もうとはしなかった。
内腿を閉じることも躊躇われる。
見下ろした階段は街灯に濡れ光っていた。
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