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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第16章 アトリエ
「えぇ…わかりました……」

私は特別ゆっくりでもなく、慌てることもなくボタンを外していく。
学校に行く時は身につけているキャミソールは今は着けていない。
ボタンを3つ外すとブラウスの肌蹴目から白いブラに包まれた胸の谷間が覗いていく。
残りのボタンを外す前にブラウスの裾をスカートのウエストから引っ張り出す。
後の2つのボタンを外した。

私は前に垂れ下がった髪を両手で持ち上げ、後ろに流し下ろした。

僕はその姿にゾクリとした。
前々から先輩は叔母を想像させることがあった。
顔が似てるわけでもない。
スタイルだって大人の叔母の方がグラマーだ。
なのに、叔母を起想させる。

【このひとは…精神が大人なんだ…】

ようやく納得がいったように思えた。

「ポージングはどうしましょうか?……」

怯んでる場合ではない。
先ずは先輩の胸を描くんだ。

「もう少しブラウスを肩から落としてもらえますか?…」

「えぇ…こうですか?……」

流石に先輩は解っている。
躊躇うことなくブラウスを肘まで下ろしてくれた。

「…綺麗……」

飾り気のない白い下着だった。
でも生地が上質なのか、白が光沢を持っているように視える。
それが包み込む膨らみは、先輩の背格好から理想と思わせるボリュームだった。
率直な感想だった。
喉を衝いて言葉は形を成す。

先輩は少しだけ微笑むと…また表情を凛とさせる。

「ブラは外した方がよろしいですか?……」

平然と言われた。
プロのモデルもそうなのだろうか?

「いえ、女性の下着は描いたことがないのでそのままでお願いします…」

「わかりました…少し下がりますね……」

先輩はそう言って、腰かけたベッドから後ろに下がるように上がっていく。
スポットライトの真下まで行くと、膝を揃え崩すように座り、ブラウスを肘から下に引っかけた腕を膝の上で自然に組んだ。

【やっぱり綺麗だ…】

「ありがとうございます…」

足を描いたページを廻り、スケッチブックを横向きに掴んで僕はベッドの間際まで近づくと…左右に動いてアングルを決める。

真剣だった。

ここだと思うと、僕の片膝はベッドに上がっていた。

少し右斜め上から覗き見るような角度。
両方の膨らみの重なり具合、谷間の陰影…ブラのカップラインの流れ方…そこからはみ出す白い素肌の膨らみ…。

僕は鉛筆を走らせていった。
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