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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第3章 約束事
叔母がベッドの上で取った格好は下半身を丸見えにしていた。
開き気味の脛の向こうに内腿が見える。
脛も内腿も湾曲を描いていて、その奥に黒いショーツがあった。
まるで脛を入り口に叔母の脚が洞窟のように思える。
釘付けになった洞窟の奥に、ハッとして叔母の顔を見上げた。

叔母の顔はテスト用紙に隠れていた。
シャッ、シャッと赤ペンで丸をつけている。

【僕の顔は見えていない…ってことは…いいんだよね…】

僕はそっと視線を落とした。
部屋は明るい。
隠すものなど何もない。
先日のダイニングより、数秒見えたピンクの時よりずっと近く、はっきりと凝視できた。

【エロい下着…透けてる……あれって陰毛……】

ゴクリと喉を鳴らしてまた叔母を見上げ、安心すると視線を落とした。
もうギンギンだった。
たぶんひと撫でで出てしまうと思う。

【だめだ、動けない…前屈みになるだけで逝きそうだ…】

テスト用紙に隠れて陽翔の顔は見えない。
でも、痛いほど視線を感じている。

【どんな顔して視てるの?……口を開けてる?…】

自らの内腿の隙間からチノパンの股間が大きく膨らんでいるのを覗き見る。

【もしかして触っちゃう?…触ってもいいんだよ……】

やはり後半は間違いが増えていた。
私の意味深な吐息を聞きながらじゃ集中できなかったらしい。

「前半はほとんど正解だったのに後半はぼろぼろだね……」                            
  
【濡れてるの?……】

黒い下着で解りにくい。
でもこの至近距離で蛍光灯の灯りに照らされているのだ。
これだけ凝視すればクロッチに楕円形の染みがあるのが視えていた。

【やっぱりさっき僕の後ろで触ってたの?…僕も触りたい…】

握っていた拳を自分の股間に動かしていく。

「陽翔っ…ちょっと聞いてるの?……」

いつの間にか叔母に見つめられていた。
僕がどこを視ていたかバレてしまった。

【怒られる…】

「ごめんなさい…ぼうっとしてた…」

「みたいね……」

叔母の声は変わらない。

【そんなに熱く見つめられたらまた溢れるじゃない……。でも、染みはわかった?……】

「間違ったところ教えてあげるからこっちおいで……」

【こっちってどこ?……】

叔母はベッドの縁に座っていたお尻を後ろにずらしていた。
膝を立てたまま、寧ろより開いている。
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