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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第17章 隠し事
「新田…悪いけど後でかけ直していい?……」

「え?…もう急だなぁ…解りました、遅くなってもいいので待ってますから……」

「あぁ…じゃ、また後で……」

結局、何の相談だったか解らないまま私はスマホを切った。

「はぁっ…なんか…すっごく興奮した…」

「みたいだね…人に電話させながら足コキで逝くなんて…陽翔はほんと変態だ……」

蔑むような笑み。
ほんとに叔母は妖艶だ。
僕は自分の肉棒をティッシュで拭うと、叔母の精液まみれの足を丁寧に拭き取っていった。

「もうあんまり時間ないね…もう少し勉強して今日は終わろうか……」

確かに今からパイずりでもう一回は厳しいかもしれない。
それにたぶん我が儘を言っても叔母が聞き入れてくれるとは思えなかった。

「じゃあ、今度は結奈さんが上になってよ…」

「いいけど…下はだめだからね……」

「うん…おっぱいだけ…」

僕は残り時間を勉強とおっぱい弄りに費やした。

はっきりした。
僕は叔母を求めて止まない。
先輩とのことがあって叔母への気持ちに揺らぎがあるのか不安に思っていた。
ずるいと言えばそれまでだけど、やっぱり一番好きなのは叔母だ。
先輩との関係をすぐに断ち切ることはできない。
でも絵が完成するまでの間だけのつもりだ。
ギブアンドテイクとでも言うのだろうか。
きっと先輩がもう会わないと言えば、それに従うことになるだろう。
でも叔母に同じことを言われれば、僕は絶対に諦めないと思う。

【それだけ…結奈さんが好きなんだよ…】

私は安心できた。
あいつのことはもう過去のことだ。
もう二度と会うことなどないだろう。
これからもこうして陽翔と時間を重ねていけると思った。
自覚した陽翔への想いをすぐに伝えることはできない。
やはり素直になるにはハードルが高すぎる。

【陽翔……私ね……陽翔のことが好きなんだよ……もう抑えられないのに……】

私はずるいのか。
陽翔の想いを知ってて、自分の気持ちにもはっきりと気づいたのに…勇気がないのか…臆病なのか…。
いつかこの気持ちを真っ直ぐに伝える日が訪れるのだろうか。

【そんな日が来るといいな……】

「じゃあ…また来週……」

私が玄関でそう言うと姉が思い出したかのように切り出した。

「来週ね…前に言ってた女子会なの…陽翔のこと頼むわね……」

陽翔は姉の後ろで小さく拳を握っていた。
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