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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第17章 隠し事
その日、マンションに戻ると私は新田に電話をかけた。
結局、本題は直接会って聞くことになった。
以前、違う後輩が企業しないかと言っていたことを思い出していた。
春に仕事を辞めてもう4ヶ月が経過していた。
そろそろ次の仕事のことも本気で考えなければならないと思っている。
それでも、今は陽翔との時間を大切ににしたかった。
来週、姉が不在だ。
帰り際に言われてもその場で具体的なことは決められなかった。

【ここに呼びたいな……】

簡単に許してはだめだと思いながらも、一度外した枷なのだ。
あの事もあってか、私がしたいと思っていた。

【シャワー浴びよ…陽翔があんなに乳首弄るから……】

私はシャワーを浴びながら、乳首とクリで自らを慰めた。

翌週の月曜日から二学期が始まった。
僕は始業式とホームルームが終わると美術室に向かった。

文化祭で何を描くかようやく決めていた。
でもそれはこの美術室で描くことはできない。
だから先輩に相談しようと思っていた。
見渡しても先輩の姿はなかった。
どこかほっとしたような、がっかりとしたような気分だった。

【今日は来ないのかな…】

扉の開くと音に視線を向けると先輩が入ってきた。
いつも通り、他の部員達に声をかけて回っている。
最後に僕の目の前に立ってくれた。

「こんにちは…藤沢くん…文化祭の作品は決まりましたか?……」

本当に普段通りの敬語に僕は苦笑いを浮かべた。
僕もそれに合わせる。

「はい…部長…それで相談がありまして…暫く一人で描きたいんです…」

私は彼の申し出にちょっと驚いた。
彼の描く私の絵は文化祭には出展しない筈なのだから…。

「休むってことですか?…ちょっと場所を移しましょうか……」

僕は先輩と一緒に美術室を出た。
僕に限らず先輩は部長として面倒見がいい。
だから先輩が部員を伴い出ていくことはさほど珍しい光景でもなかった。

僕達は美術室から遠くない空き教室に入っていった。
机を挟んで向かい合うように腰を下ろした。

「どうしてですか?…他の部員に観られて恥ずかしいテーマにでもしたのでしょうか?……」

先輩は二人きりだというのに敬語だった。
どうやら学校ではこの調子でいくつもりらしい。

「そうですね…人物画はやっぱりやめました…でも、最終目的のステップに繋げる作品にはしたいと思っています…」
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