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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第17章 隠し事
先輩は素直に身体を前にずらしていく。

「うん、止まって…いいよ…」

お尻の穴は視えるか視えないか…いや、覗き視えている。
完璧なポージングだと僕は頷いた。

Mの字に象られた脚、太腿と脹ら脛の隙間から細い腕が伸びて白い指先、整えられた小さな爪が淫唇を引っ張る。
割れた淫裂はぐにっと菱形を保ち、露になる柔肉はひくつき今も愛液を溢れるさせる。
その愛液は覗き視えるお尻の穴に到達していく。
濡れた小さな穴を中心にお尻の丸みが左右均一に曲線を描いている。

何処からどう観ても…

「半分に割った林檎だ……でも、もっと蜜を垂らさないと…その方がより美味しそうだろ…」

ベッドに膝をついた彼がにじり寄ってくる。
たっぷりと垂れ下がっているスキンをようやく外した。

【すごくぬらぬらしてる…あんなに硬くして…なんで我慢できるの?……】

「ぇ……ぁっ…んんっ……陽翔っ、くんっ……」

また逝きそうになる。

「キープだっ、動くなっ…」

「はぁ…はぃっ…んっ……」

目の前でぶら下げられたコンドームから…どろりと落ちてきた。
白濁した粘体の液体がクリトリスに着地し、開いた柔肉をなぞり……まだ垂れて、伝って…お尻の穴の小さな皺に染み込んでくる。

【逝きそうっ……】

言葉にしたら動いてしまうかもしれない。
私は唇を噛んでぞくぞくと震えそうになる身体を硬直させた。

「うん、完璧だ…動くなよ…林檎は動いたりしないからな…」

「はぁ…はぃっ……」

【欲しいっ…陽翔くんのおチンチンっ…挿れて欲しいっ……だめなら指でもっ……ぁぁっ…自分の指でもいいっ…垂れてるのっ…中に塗り込みたいっ……】

彼は鉛筆を凄い勢いで滑らせていく。
まるで垂れ落ちる切る前にこの瞬間を切り取ろうとするかのように。
画板の裏にくっつきそうな肉棒から我慢汁が伝っている。
性欲よりも絵に集中しているようだった。

「よしっ…」

僕は画用紙の先輩の女性器と目の前のリアルな女性器を見比べた。
下書きは完璧だと思って先輩の顔にようやく視線を向けた。

「なんて顔してんだよ……してやれないよ…」

「ぅ、ぅんっ…日曜日まで我慢するっ……」

「たくさん持ってくるよ…ほら、観て…まだ下書きだけど…」

彼は肩のヒモを外して画板を裏がした。

「やだ…林檎じゃないっ……」

卑猥に濡れた私の女性器が描かれていた。
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