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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第19章 懺悔
「やめてよ…こんなことされて気持ち悪って思ってんのよこっちは……」

「だろうな…でも、こうでもしなきゃ接点なんてないだろ…」

【一生持ちたくなかったっての……】

「どうしたら解放してくれるわけ?……」

会話していくうち、全く話が通用しない相手でもないと思った。
見てくれとやってることのわりにきちんと話を持ちかけてきている。
妥協点を探るしかないと私は思っていた。

「そう慌てるなよ…抱かれる覚悟はできてるんだろ…ちょっとタバコ吸わせてくれ…」

返事を待たずにデニムのポケットからタバコ出して火を着けた。
特段タバコの煙も匂いもそこまで苦手ではない。
だから私はやめろとも言わない。

「一晩だけならって言ってるでしょ……」

「ふぅぅ……なぁ、交渉だ…セックスって相性って大事だよな?…」

【どこまで自信過剰なんだよ……】

「はぁ?…私とあんたの相性次第とか言うわけ?…良くなかったら解放してデータも消してくれるっていうの?……」

【おっさんの汚いチンポは大嫌いなんだよ…私と相性いいのは陽翔なんだ……】

「そういうことだ…俺も抱いてもつまらん女とは願い下げだからな…但し、マグロ女を演じるのは無しだ…甥っ子相手の動画を見る限り…あんたも好きモノなんだろ…」

岩田のどこまでも余裕の笑みに虫ずが走る。

「なんだかそっちに都合が良すぎない?……私が逝ったら負けとでも言いたいわけ?……」

岩田はゆっくりと肺に煙を蓄え吐き出していく。
トントンとテーブルの灰皿に灰を落とす。

「交渉だと言ってるだろ…別に賭けでも勝負でもない…また抱かれたいって思うかどうかだ…何度逝ってもいいんだぞ…それでも二度とゴメンだと思ったなら解放してやるよ…」

私はテーブルに置いてあった飲みかけの缶ビールに手を伸ばした。
タバコをふかす岩田の前で喉を鳴らしていく。

「いい気にならないでっ…あんたなんかと一度っだってゴメンなんだよ……そんなこと思うわけないだろ……」

俺はもう一口タバコを吸い、吐き出しながら灰皿に揉み消していった。

「交渉成立だな…もう風呂も溜まっただろ…初めてのセックスだ…ちゃんとお互いに綺麗にしてから楽しもうじゃないか…」

「私が先に入っていいわけ?……」

私にとってはやはり勝負事に変わりはない。
主導権を握りたいと先に立ち上がりジャケットを脱いだ。
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