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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第19章 懺悔
「おいおい、勝手に決めるなよ…お互いにって言ってるだろ…風呂は一緒に入るんだ……もう始まってるんだぞ……お風呂は別なんて興醒めなこと言うつもりか?…」

俺はゆっくりと立ち上がる。
女にしては背が小さいわけでもない。
だが、完全に俺が見下ろしていた。

怯むつもりなんてない。
確かに言う通りだ。
まだこの夜に解放の望みが残されている。
二人がかりに犯されるよりはずっとましと思うしかない。

「交渉はまだ終わってない…それが終わらないとお風呂は別よ……ちゃんとゴム着けてくれるんでしょうね……」

私は譲れない条件を口にした。
これを拒絶されたら…もう刺してでも逃げるしかないと思っている。

「ふん…あぁ、解った…先に行ってろ……俺のサイズがあるといいなぁ…」

壁際に小さな自販機があった。
そこにはコンドームと玩具までもが入っていた。
私は慌てて注文を付け足した。

「相性を確かめるんだろ?…変な玩具なんか買わないでよ……」

「おぉ、あったあった…3箱買っとくか……あぁ?…俺のだけでじゅうぶんだよ…」

【どんだけ余裕なんだよ…ちょっと恐いな……】

とにかく溺れなければいい。
信用してるわけじゃないが、この話に乗るしかなかった。

浴室に続く扉を開ける。
洗面台と脱衣篭のある棚だけの狭い空間。
浴室のドアも透明、セックス目的の部屋なのだ仕方ないが悪趣味だと思う。
ブラウスから脱いでいく。
脱ぐ様を視られないだけでも救いと思うしかない。
だから素早く脱いで、篭に衣服と下着を放るように入れた。

洗面台に置いてあったバスタオルを身体に巻いて、髪を結い上げ浴室に入った。
シャワーのコックを捻りお湯を出していく。
すぐに透明なドアが開いた。

「なんでタオルなんて巻いてんだよ…」

「はぁ?…ちょっと…いやだ……」

手で押さえても呆気なくバスタオルは奪い取られてしまう。
恥じらうのは得策じゃないし、弱みを見せたくなかった。

「洗うんだから邪魔しないでよ……」

私は気を張って真っ直ぐに立つとシャワーで身体を濡らしていく。
否が応でも目に入ってくる。

【そりゃ自信過剰にもなるよな……】

岩田の肉棒はまだ項垂れていた。
それでも陽翔や健人よりもデカいのは解る。
過去の男の中にも記憶になかった。

「ほんとにいい身体してんなぁ…」

私は無視して背中を向けていく。
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