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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第1章 予感
そんなことを思い出したのは、姉に急に呼び出しを受けたからだけではない。
陽翔が高校生になってからは初めての来訪となったからだ。
 
私が社会人になって独り暮らしを始めてからは、姉も実家に立ち寄る回数が減っていた。
私も姉のことは嫌いではない。
寧ろ、あのおっとりとした誰にでも分け隔てない性格は好きだった。
だから、お願い事をされる度に呼び出されるのもさほど億劫ではなかった。

陽翔は小学生まで本当に可愛い甥っ子だった。
それが当たり前のように小学高学年になると徐々に纏わりつくような距離を離していった。
叔母としては喜ばしい成長なのだろうが私にとっては少し違っていた。

【あんなにべたべたしていたくせに……】

それが本音だった。

私の男性遍歴は割と派手だった。
高校生の時に場の勢いとノリで二つ先輩と初体験。
その後も同級生に土下座までされたり、出入りしていたクラブでナンパしてきた大学生や…大学に入ったら入ったでサークルの男達…飲みの席で知り合ったサラリーマン、果ては大学の准教授と教授…。
 
でも一番興奮したのは家庭教師のバイト先の高校生だった。

それから彼氏という存在も幾人かいた。
プロポーズされたこともあった。
だが、自分が家族を持って妻となり母になるのはどうもピンと来なかった。
 
因みに私は大学を卒業後、全国的に名の通った会社に就職、順調にキャリアを積んだがまだまだ男社会に限界を感じ退職したばかりだった。
預金通帳の額を見ればさほど急いで再就職を探す必要もない。
それはさておき…。
 
だからよそよそしくなっていく陽翔は正直そそった。
最初は恥ずかしいから距離を取り出していたのだろう。
でも遠巻きに刺さる視線は私をどんどん興奮させていった。

陽翔を想ってに自慰に耽ったことは何度もあった。
陽翔だってもうオナニーはしている年齢だ。

【陽翔は何をおかずにシコってるの?……スマホでエロ動画?……そんな目で視て、私をおかずにしたりしてる?……】

小学四年生くらいまでは一緒にお風呂にも入っていた。

【どれだけ成長したの?……もう剥けてる?……まだなら私が…陽翔の剥いてあげたい……】

「…あぁっ……陽翔っ……視てっ……私のおまんこっ……陽翔が欲しくてこんな偽物でも締めつけてるのっ……ぁあっ……だめっ……陽翔っ……もう逝くっ……ぁぁんっ……」
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