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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第20章 姉の事情
それからは陽翔がインフルエンザになったり、
急に結奈から家庭教師を辞めたいと言われたりで事態は急展していった。

陽翔はなかなか結奈に会えなくて苛立っていく。

【そんなに好きなの?……】

私が撒いた種なのだ。
成績は色仕掛けの勉強でこんなにも良くなってる。
妹が居なくなって成績が落ちるのは、さほど問題じゃない。
最初から、本気で美大だの、いい大学だのに入れたいわけじゃなかったのだから。

妹のことにしたって、いい仕事が決まるなら賛成してあげたいに決まってる。

でも、なんでこんな急に?
それになんだか急いでいると思えた。

事情は知らないが、息子の傷つく姿は見たくなかった。
息子と妹に嫉妬し、矛盾してると解っている。
最後はきちんと二人の時間を作らなきゃと思った。

それなのに、あの電話だ。

やっぱり健人くんは妹とも続いてる?
真っ先に疑った。

今、後ろから貫かれながら、健人くんはやっぱり私が一番と言ってくれた。

【うれしいっ……】

「ぁあっ…健人くんっ……結奈とはほんとにぃ……一度だけぇ?……」

「当たり前だっ……あんな女の相手っ……二度とするかよっ……」

「ほんとぉっ?……ほんとに私だけぇっ?……」

俺は思い出したくもなかった。

【あんな好きモノの相手なんかしてたら、俺の自尊心がボロボロになるっつうの……】

言いなりにしてやろうと思っていたのが、なんだか返り討ちにあった気分にされたのだ。

「しつこいなっ……俺は由紀子みたいな……身体が好きなんだよ……それに従順な女がなっ……あの女は最後まで生意気だったからな……ほら、もっとケツ振れよ…」

【違う…健人くんじゃないっ……】

それさえ確信できれば後は感じていくだけ。

「はぁっ…はぃっ……振りますっ……こうですかぁ?……もっとできますぅ……こうですかぁ?……ぁっ……凄いっ……奥まで届いてますぅっ……」

私はベッドに両手をついて、身体ごと捻るように後ろに突き出していく。
膣壁で肉棒を搾るように奥まで咥え込んでいった。

「あぁ…いいぞっ……もっと、もっと締めつけろっ……」

「もっとっ……ぁあっ……足りませんかっ……足りませんかっ……」

【お願いっ……比べないでぇっ……締めるから……もっと締めるからぁ……】

締めてる、締めてるのに…彼が満足してくれてるかわからなくて怖かった。
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