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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第22章 不埒 ~開発~
10月も中頃に差し掛かる頃、私は新田と川上と起業に向けての準備を本格化させていった。
カフェでのミーティングは私のマンションで行われる事が通例になっていた。
だから、岩田が前もって連絡をくれることは助かる。
こうしてミーティング中に着信があることも珍しくない。
私は新田達と話し込みながら震えるスマホをすぐに切る。
「いいですか?…出なくて……甥っ子さんからだったりして……」
新田が以前相談したこともあってか、よく陽翔のことをネタにからかってきていた。
「違うって…それにもう家庭教師は辞めたから……」
そう言うと今度はLINEでメッセージが届く。
『今夜行く』
私は素早く返信だけする。
『わかった』
【最初からメッセージで送って来いっての……】
「なんだ…つまんないの……」
不服げな新田に真面目な川上がちゃんと方向修正してくれる。
「はいはい…続けますよ……で、会社で使うPCのプログラミングは私の伝手で見積もり取ってますので……」
本当にやることは山積みだった。
岩田の事がなくても家庭教師は続けられなかったと思う。
でも、岩田と過ごす時間は私をリフレッシュさせていた。
腰が立たなくなるほど逝かせられまくる。
終わったら本当にぐったりだ。
逝き落ちしたまま朝まで眠り続けることもあった。
でも、気持ちはどんどん充実していった。
【そういえば明後日だよね…陽翔の学校の文化祭……】
新田の冷やかしに姉から教えられた日程を思い出していた。
「結奈さん…聞いてます?……」
「あ、ごめん…ちょっと考え事してた……」
「会社の名前…そろそろ決めなきゃですよ……」
「そうだよね……二人は?…なんか案ないの?……」
「社長…それは社長が決めてくださいよ……」
また新田は茶化すように言ってくる。
「新田ぁ…私達の会社だって言ってるだろ……」
川上がまた冷静に場を落ち着かせる。
「そうですね…じゃ、次回迄にそれぞれ考えてきましょう……そこでまた相談ということで……今日はここまでしときましょ……誰かさんはもう集中できていないようなので……」
新田がぺろっと舌を出して、私達は笑いあった。
【文化祭…こっそり行ってみようかな……】
姉からは文化祭の日程と中間テストの結果も添えられていた。
私が居なくても頑張ってるんだと素直に嬉しく思えた。
カフェでのミーティングは私のマンションで行われる事が通例になっていた。
だから、岩田が前もって連絡をくれることは助かる。
こうしてミーティング中に着信があることも珍しくない。
私は新田達と話し込みながら震えるスマホをすぐに切る。
「いいですか?…出なくて……甥っ子さんからだったりして……」
新田が以前相談したこともあってか、よく陽翔のことをネタにからかってきていた。
「違うって…それにもう家庭教師は辞めたから……」
そう言うと今度はLINEでメッセージが届く。
『今夜行く』
私は素早く返信だけする。
『わかった』
【最初からメッセージで送って来いっての……】
「なんだ…つまんないの……」
不服げな新田に真面目な川上がちゃんと方向修正してくれる。
「はいはい…続けますよ……で、会社で使うPCのプログラミングは私の伝手で見積もり取ってますので……」
本当にやることは山積みだった。
岩田の事がなくても家庭教師は続けられなかったと思う。
でも、岩田と過ごす時間は私をリフレッシュさせていた。
腰が立たなくなるほど逝かせられまくる。
終わったら本当にぐったりだ。
逝き落ちしたまま朝まで眠り続けることもあった。
でも、気持ちはどんどん充実していった。
【そういえば明後日だよね…陽翔の学校の文化祭……】
新田の冷やかしに姉から教えられた日程を思い出していた。
「結奈さん…聞いてます?……」
「あ、ごめん…ちょっと考え事してた……」
「会社の名前…そろそろ決めなきゃですよ……」
「そうだよね……二人は?…なんか案ないの?……」
「社長…それは社長が決めてくださいよ……」
また新田は茶化すように言ってくる。
「新田ぁ…私達の会社だって言ってるだろ……」
川上がまた冷静に場を落ち着かせる。
「そうですね…じゃ、次回迄にそれぞれ考えてきましょう……そこでまた相談ということで……今日はここまでしときましょ……誰かさんはもう集中できていないようなので……」
新田がぺろっと舌を出して、私達は笑いあった。
【文化祭…こっそり行ってみようかな……】
姉からは文化祭の日程と中間テストの結果も添えられていた。
私が居なくても頑張ってるんだと素直に嬉しく思えた。