この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第22章 不埒 ~開発~
「なに?…トイレデモ借りにきたの?……」

岩田は親指を立てて背後の男を指差しながら…

「コイツか?…今日は3Pだ…」

ニヤリと岩田口許が歪む。
私は久しぶりにこの男を睨みつける。
頭の中で、逃げろ…と声がする、後ろに駈けて寝室に飛び込んだ。
直ぐに内鍵をかけると、ドアを背に崩れ落ちた。

「なんだよ兄貴…ちゃんと教育済みって言ってたじゃんか…」

「心配するな…照れてんだよ…」

二人の男が上がり込んでくるのが解る。
足音がドアの前で止まった。

ドンドンドン…

「結奈…開けろって……なにビビってんだ?……気持ちいいの好きだろうが…」

「バカじゃないのっ…絶対に嫌……帰らせてよ……」

「俺も交ぜてくれるって兄貴が…出ておいでよ……セックスしようよ…」

頭の悪そうな口調がよけいに虫ずを走らせる。
その男の声には無視を通した。

「あぁ~ぁ、そろそろ俺に慣れてきたから、サプライズで呼んだんだけどな……」

「知るかよ…私は絶対いや……あんたが思ってるほど安くないんだよっ……」

「デカチンポ好きが…なに気取ってんだ?…」

「いいから帰って……」

「ちっ…わかったよ……」

「えぇ…俺したいんだけど……」

【最悪…最悪だ……なんで……なんで私ばっかりこんな……】

何度もしていたノックが静かになる。
私はドアに耳を押しつけた。
テレビの音が聞こえている。

【居る……リビングに……もう一人は?……】

私は籠城を決め込んだ。
スマホもリビングに置きっぱなしだった。
時間の経過がよく解らない。

テレビは鳴っていることは解っても、何を言ってるかまでは解らなかった。

【犯される…二人がかりで今度こそ……嫌だ……岩田だけでも壊れるのに…もう一人なんて絶対に無理だ……】

死んでしまう……

大袈裟じゃない。
本気でそんな思いが脳裏を過る。
恐怖に震えていた。

【…どうしよ……トイレ行きたくなってきた……】

もしかしたら岩田だけになってるかもしれない。
寝室に籠ってからどれだけ経ったのかよく解らない。

帰った気配は感じられなかった。
膀胱が張ってくる。
痛みすら感じて、脂汗が出てきた。

【リビングでテレビを視てる……どうせビールでも飲みながらタバコを吹かしているに違いない……今度はトイレに駆け込んで籠城するか……】

限界に身体を揺すっていく。
/419ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ