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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第4章 儀式
この程度じゃ声を出すこともない。
それでも可愛い甥っ子が目の前に跪いて脚を拭いてくれている。
堪らないシチュエーションに疼いていくのは否定できない。

「ねぇ、結奈さん……今日は濡れてないの?…」

「さぁ…今日は触ってないし、どうかな?……確かめたいの?……」

僕は叔母の言葉に顔を上げた。
やはりテスト用紙で顔は見えない。

【確かめたい……ねぇ、どんな顔をしているの?…本気で言ってる?…それともそんな勇気ないってからかってる?…】   

【濡れてないわけないでしょ……】

ちょっとだけ言いたいことが言えるようになっていた。
こういう勉強方法なんだという前提があることと、叔母が容認してくれると理解できてきたから。

汗で濡れた内腿はもうティッシュなど必要なくなっている。
叔母は赤ペンを動かしている。

【これもいいんだよね…】

拭ったティッシュはもう床に落ちている。
それでも僕の手は日焼けした内腿を撫で続けていた。

【少し薄くなってきたな…またあの白い肌に戻るんだ…】

直接撫で続けてもやはり叔母は何も言わない。
僕は少しずつ大胆になれる。

【この先…もっと奥……】

指先を脚の付け根へと近づけていく。
ショーパンの裾にちょっと触れた。
また僕は息を飲んだ。
何度も撫で擦りながら、裾に触れていく。

私は陽翔の手を感じながら採点を続けた。
かなり際どいところまで指先が伸びてきている。

【どうしたの?…指、挿れないの?…確かめたいんじゃなかったの?……】

指先が裾を潜り込んだ瞬間、私は椅子から脚を下ろした。
挿りかけた指も抜けてしまう。

【残念…早く挿れればよかったのに……】

「陽翔…おいで……」

【もう少しだったのに…せっかく勇気を出したのに……】

僕は残念そうに叔母を見上げた。
おいで…という言葉に視線の先を追う。

【今日は椅子の上なんだね…】

僕は立ち上がりリクライニングチェアに座る叔母の膝の上にお尻を乗せていく。

「重くない?…」 

「陽翔くらいなら大丈夫だから……」                         

キャスターを転がして二人重なったまま机に向かった。  

「えらいよ…ちゃんと予習できてる……」

机に置かれたテスト用紙。
解答欄はほとんど丸がついていた。   
そして叔母の手は僕の股間に伸びている。
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