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夜来香 ~若叔母と甥の危険な関係~
第1章 予感
私は敢えて視線を合わせないよう、姉へと戻した。
そして、姉へと向けていた下半身をリビング側へと傾け脚を組んだ。
テーブルには肩肘をついて手に頬を預けている。

「ずっと忙しかったから休息を取ってるんだよ…暇とか言わないでくれるかな……」

「あら、そうなの……じゃあすぐに仕事を始めるつもりはないのね?……」

もうひと口コーヒーを飲むと、カップを置いて脚を組み直した。
もぞりと視界の隅で陽翔の頭が少し伸びるのがわかった。

【やっぱり視てる……】

二度組み直した脚はすっかり膝と太腿を露にしていた。
もちろん、テーブルのおかげで姉には見えていない。
そして、ソファの背凭れに隠れて陽翔の頭も姉には見えていないだろう。

【えっと…今日はどんなの履いてたっけ……】

私は黒いレースのビキニショーツを履いてきたことを思い出して少し後悔していた。
明るい色の下着なら甥っ子をもっと楽しませてやることができたのにと…。

【結奈さん…僕が視てることに気づいてない?…】

ダイニングに移動した叔母の後ろ姿を見送るとソファに座った位置からだと背を向けたままになってしまった。
これではと思って肘掛けに頭を乗せて寝転がった。
しばらくはスマホを弄るふりをしていた。
できるだけ自然な動きをと思いながら頭の側面を預けて横向きになった。
 
これだと母の顔は見えない。
叔母の椅子に座る横姿がしっかりと見えていた。
母の要領を得ない話しに叔母が膝をこちらに向けて脚を組んだ。
浮いた右膝に白い内腿が一瞬覗いた。

【あっ、あぁ……】

僕は心の中で情けない声を出していた。

【大丈夫…結奈さんは母さんとの話しに集中してる…】

もし、こちらを見てきたら目を閉じて寝たふりをすればいい。
いつでも目を閉じれるように少し薄目にしてみた。

ゆっくりと膝に乗った右脚が持ち上がっていく。
心臓が高鳴った。
また内腿が覗いた。
でも奥は影になってよく視えない。
そして今度はゆっくりと左膝が持ち上がっていく。
スカートがずり上がったせいなどと僕には解らない。
でもさっきよりはっきりと内腿は奥まで視えた。

【黒?……なのかな…】

決して一瞬じゃなかった。
でも白い内腿の奥に視えたのは黒だったと思う。
完全に勃起していた。
横たわるソファの上で腰を丸めて、僕は次の瞬間を静かに興奮して待った。
 
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