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代車
第6章 真由美
渡部は ソファーから動かず グラスを傾け
横たわる 真由美の裸を見ていた
ベッドの上の、白い乳房の膨らみと、桃色の乳首が渡部からは見え
立ち上がり 部屋の照明を落とすと、真由美の横に身を横たえ
真由美の握りしめた 手を開き、そっと握り
「有難う」と呟いた
目を閉じた渡部の、猛った物が力を失っていく
渡部が横に体を寄せた時
真由美は 目を固く閉じ手を握りしめていた
真由美は目を開け 渡部を見る
目を閉じているが
起きている気配が
「渡部様 私を抱かないのですか?」
囁くように言うと
「君とこれだけで満足 好きでも無い男に 抱かれたく無いでしょう」
「和也と呼んでくれるかな」
と囁いた