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代車
第6章 真由美
「私は父が大好きでした 父も私をとても可愛がってくれて」
「母は私が小学生の時家を出て行って それからは父との生活だったの」
「父は良く私に 父は偉いんだと話て 私はそれを信じていた・・・」
「大学に入った時に、叔父夫婦に入学金を借りた時、私の高校の準備金を出したと
聞いたのを 信じ無かったんです」
「父は良く仕事を変わっていて 変わるたび私に待遇が悪い
上司が無能で 父が有能だからいじめられた」
「同僚が父の能力に嫉妬して いじめられたと話すのを聞いて」
「酷い会社だと 父を辞めさせた 会社をそのたびに恨んでいたの」
「父は俺は偉い 出世して大金持ちに成るんだ」
「父の口癖で 中学生の頃まで信じていたわ」
「大学生に成った時 叔父がアパートを紹介してくれて」
「初めて お風呂の付いた処に住んだ時は 凄く嬉しくて
毎日お風呂に入れる事を、喜んで居たのを覚えてます」
「中学の時は家の電気が止まった事が良くあって 父はその度電気会社が
悪いと言っていたの 料金払って無かったからなのよね」
「高校に 入学するとき父が私に現金を見せて
お前の入学の為に貯金してたと言われ 父に深く感謝して」
「その時、何時までも 父の傍に居たいと思ったんです」