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代車
第7章 智美 1
夕方に成り、渡部は前田の前に立ち

「係長、少しパソコンの注文フォーム変えても良いですか?」

「良ければ 今日から少し残業して 直しますが」
前田が顔を上げて 

「出来るのか?」渡部は頷いた 

「頼むね」と前田は書類に目を戻していた
皆が退社を始める中、渡部はパソコンを操作し 
課内の人が少なくなり 静けさが増して
渡部のキーボードを叩く音が 大きくなる

橋本智美が 席に寄って来て 

「渡部さん帰らないのですか?」と聞いて来た 

「少ししやることが有るから残業」渡部は画面から目を離さず答え
課内は渡部の席の周りだけ明かりが灯り 
画面を見る 渡部を浮き上がらせていた 

ドアを開く音がして 渡部が目を上げ
橋本がコーヒーのロゴの付いた 紙袋を下げて入って来て 

「お疲れ様 差し入れです」とコーヒーを席に置いた 

「有難う」渡部は橋本を見た

「渡部さん、何をしているんです?」 
橋本が 渡部のモニターをのぞき込み 
コーヒーを飲みながら 

「注文フォームを、手直ししている」と渡部が言うと

「出来るんですか?そんな事?」
橋本が驚いた顔で 渡部を見た 
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