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代車
第7章 智美 1

入社2年目、同世代から比べると まだ幼さを残す顔立ちだが 
明るく気配りの出来る性格は 課内でも評判が良い 
何人かの社員がアプローチを掛けたが 
社員の集まりには顔を出し 楽しんでいたが 
浮いた話しは聞いた事がない

「この間は、有難うございました」と頭を下げ 

「私のパソコン見たって言ってましたけど お見せしたこと有りました?」
と聞いて来た

渡部は操作した画面を閉じ キーボードを操作して
画面に橋本のパソコン画面を表示して
操作を始め 注文画面を出し 問題の処で矢印を動かす

「これでしょう」 橋本は画面に釘付けに成り 

「こんな事出来るんですか?」
と驚きを隠せない表情で

「信じられない」と呟いた

「これからは、こういう事が無い様に
 アラームが出る様に 今プログラムの設定をしていると」 
渡部は付け加えた

橋本さん食事は?」と聞くと 

「まだですが」と答えてきた 

「食事に行こうか?」
渡部が聞くとと嬉しそうに

「はい」と明るい声で 返事が返って来て
シャットダウンし会社を出ると 街中のレストランに入り食事を取った 

車中でも、食事中も橋本は目を輝かせながら話し続け
好きな映画、好きな音楽、好きな小説と話し続け
渡部は妹を見る様に 優しい目で話に相槌を打っていた 
食事が終わり、橋本のアパートの前まで送り届け 
車を止めると 寂しそうに車のドアを閉め 玄関へと入って行った
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