この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
代車
第8章 京子

渡部は言い残して ドアを開け 出て行った

京子はテーブルで顔を上げ、目を動かしながら考え 頷くと
立ち上がり席を離れ ドアへと向かった

ドアを開け京子が出ると 渡部が近寄り

「田代様の 奥様ですか?」

「どちら様でしょうか?」いぶかしげな表情を浮かべ渡部を見る 

「ご主人の事で」

「主人に何か 今仕事中ですが」
渡部が胸元から封筒を出し 

「ご主人と 連絡が取れなくて奥様の後を付けさせて頂き」

「お一人みたいだったので 声を掛けさせて貰った」と言うと

「私には、解りません 主人に聞いてください」 車から離れようとした 
渡部は京子の腕をつかみ耳元で

「あんたの ご主人に5000万貸してるんだ 返済過ぎてるのにどうするんだ?」
京子が動きを止め 渡部の顔をおびえた表情で見る 

「話 しようか!」車のドアを開け 京子はバックを手に 
首を落とし躊躇した 渡部が強引に 助手席に押し込み車に乗り込む

「ご主人は 何処だ?」京子は泣くような声で

「昨日から 連絡有りません」 

「私 知りません」
顔を振り小さな声を出した・・・ 
/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ