この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
代車
第11章 智美 2

火曜日

午後社内がざわついた 企画部から総務に内線が入り欠勤していた
熊谷香織が警察に居ると 事実確認して貰いたいとの内容だった

飯田が顔色を変え 私行きますと前田の席に走り
前田は少し考え行く様にと 指示を出すと
飯田は更衣室にと走り去った

空から太陽が地面に姿を隠す頃
飯田に付き添われて 熊谷が社内に顔を出した 
前田の前に立つと熊谷が

「この度はご迷惑をおかけいたしました」と頭を深々と下げ 
飯田が口を開いた

「熊谷さんを追いかけて居た男性がしつこかったんで 
 バッグを振ったら顔に当たって 怪我させて警察に連れて行かれたと
 婦警さんから教えて貰いました」 

「怪我させた男性 名古屋でお店のお金持ち逃げして
 指名手配されてたから 怪我が治ったら逮捕されるそうです」

「熊谷さんは悪くない誤解です」前田に説明した
前田は頷き

「企画室に行きなさい」飯田の顔を見ながら言った 

飯田と熊谷がドアを開け出て行くと前田は
ほっとした顔で 椅子に深く腰をおろし息をついた
/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ