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代車
第12章 麗と弥生

金曜の夜 

何時ものホテルのレストランで一人で食事をしていた
食事が進み、手を上げウエイトレスを呼んだ 
黒いベストを来た ウエイトレスが渡部の席に近寄り
赤ワインをオーダーする 
グラスが運ばれ ワインを注ぎながらウエイトレスが

「美味しそうですね 飲んでみたい」と話しかけて来た 
黒いベストは ウエイトレスの大きな胸を隠し切れない 

「飲んだ事有るの?」渡部が聞くと

「高すぎて飲めない 何時も安いワインだけ」彼女が答え 渡部は

「この店で飲みたいワインは?」 
ウエイトレスは、メニューを持って来て リストを見ながら4本の赤と白を指した 

「今日暇かな?部屋で飲む?」渡部の言葉に少し躊躇した

「寝室二つ有るから大丈夫鍵も懸かるよ」と言うと
友達と一緒で良いですかと聞いて来る 渡部が私も友達呼ぶから4人でと提案し 

「8時半に終わりますから 」 

「終わったら 友達と一緒に部屋へ行きます」
そう答え テーブルに置いたワインを持ち奥へ消えた 
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