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代車
第13章 智美 3

渡部の業務が忙しさを増し
飯田、宮崎の抜けた
職場の補充は掛けてはいるが
まだの中 渡部が主な仕事を引き受け 

合わせて営業のプレゼンの ヘルプが重なり一つ一つを
こなしていく渡部を 前田ですら感嘆の目で見てた 
退社時間が過ぎ 渡部の周りだけ明かりが灯る部屋に
智美が静かに入ってくる 
渡部が手を止め 優しい目で智美を見て

「今日は少し遅くなるから 先に帰って呉れるかな?」と言うと 

「頑張って下さい」
持ってきたコーヒーを テーブルに置き帰って行った 

コーヒーを飲もうと手を入れると 
渡部を待つ間 飲もうとしたココアのカップが残されていた

火曜

朝、仕事が始まり 係長少し説明したいので
皆に時間貰って良いですかと 渡部が尋ね 
構わんよと許可を得て 

皆のパソコンの変更と 操作の説明を渡部が始め課員たちは
自分のパソコンを操作しながら 何時こんな事を
渡部が終わらせたのかと 
渡部の説明を聞き
智美以外は 感嘆の目で見ていた
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