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代車
第3章 和江

財布からカードを出す これで
(・・俺のじゃ 無い・・)

店員は カードを 預かるとレジに消え 暫くすると 

「お待たせいたしました」
女子社員と男子社員が 靴とカードの端末を持ってきて
こちら 暗唱番号を お願いします端末を差し出された
(・・・えっ・・番号知らない?・・・)

端末を受け取り 4桁の番号を 押す 端末からレシートが吐きだされ
(・・何?・何?・・????・・)

「ありがとう ございます」 男子店員は 前田に 一瞥を投げかけ 
丁寧な言葉を使い カードを返してくる

奥へと 男子店員が消え 女子社員は 

「この度は ありがとうございます」と頭を下げ

「こちら 今お召しになる 靴です」足元へ靴を差し出した 足を入れながら 

「この靴 処分お願いできるかな?」
(・・捨てるの?・・まだ・履けるよ・・・)

脱いだ靴は 履いている時は 靴 脱いだ今はゴミの様に 
売り場の明かりの下に置かれていた

女子社員が 微笑みながら 

「はい かしこまりました」答え 靴を売り場奥へ 持っていった
女子社員が 二つの袋を抱えて 渡部の前に立ち 差し出しながら 

「クリームとウエス 入れて有ります」 

「どうぞお使いください」と言った 受け取り

「ありがとう今日は何時まで? 良ければ食事でも?」 軽く話しかけた
(・・ナンパするの? 俺・・・)

少し 間が 空き 8時に 終わります

「前の 喫茶店で待ってる」 袋を受け取りながら 渡部は言った
(・・・俺・・どうなってるの???・・)
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