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代車
第6章 真由美
午後に出社すると 前田が一人単身者が来るので
部屋を探さないと、と言う
渡部が 今の自分の部屋が 空くと言うと
その部屋 退去手続きしないで 単身者に回せと
ほっとした顔で 言って来た
渡部がレストランに入ると
紺のビジネススーツの真由美が
緊張した顔で 座ってるのが見え
真由美の前に座ると
「今日は ありがとうございました」 頭を下げてきた
渡部はメニューを開きながら
「食事しよう 嫌いな物有るの?」聞くと
「お任せします」 真由美は小さく答え
渡部が手を上げ ワインと料理をオーダーして
「ワインは?大丈夫」と聞くと
「余り飲めませんが 飲みます」思いつめた 表情で渡部を見つめてきた
「グラスは一つで こちらはソフトドリンク」 とオーダーし
食事を始め 真由美は緊張しているのか 固い表情で食事をしていた
渡部は 赤ワインを飲みながら
真由美をじっと見つめ
何もしゃべらず 食事は終わった
「行こうか」 渡部が立ち上がり声を掛けると
真由美は 思い切った様に立ち上がり
渡部の後を付いて 部屋に入って来た
部屋の中央に立ち 渡部を見る
渡部はソファに腰を降ろすと 真由美に
「脱いで貰えるかな?」と声を掛け 明るい部屋の中
少しの躊躇の後で 真由美は紺のスーツを脱ぎ
足の間を手で隠し
全裸を 明かりの中に晒した・・・・