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ジャスミンの花は夜開く
第7章 驚愕
「人様のものに黙って手を触れるとは、楠さん…いや…茉莉花もなかなか手グセが良くないのぉ」
「い…いや…、これは、そ…その…」
「興味があったんじゃろ?」


茉莉花は慌ててそのパッケージを棚に戻そうとした。
すると嫌が応にも他のタイトルが再び目に飛び込んでくる。
口に出すのも憚られるような文言がびっしりと並んだ…。


「茉莉花もなかなかお目が高い。そいつはの、田舎から上京した娘が、生活費の工面のために出演を決意したんじゃ。最初は恥じらいもあっての。それが男優の責めに合って、だんだん性に目覚めて行く過程を描いた作品じゃよ。なかなかの良作じゃ」
「だ…だから…、ち…違うんです」
「何が違うもんかね。本当に嫌なら目を背けるはずじゃし、触れたくもないはずじゃが?」
「そ…それは…」


ぐうの音も出なかった。
昨夜から性欲が溜まりに溜まっていたなどと、言えるはずがない。
淫らな夢から始まり、茉莉花の性的な感覚がおかしいのだ。


「そっちもいいが、こっちの写真もいいじゃろ」


大家がもう一方の壁を指差した。
ハメ撮り写真で埋め尽くされた壁だ。
大家はその中から1枚を剥がし茉莉花にこれ見よがしに見せ付けた。


「これはの、みんな儂じゃよ」
「えっ?!」
「驚いたか?儂が女とまぐわっておるところじゃ」
「ま…まさか」
「この歳になってものぉ、全然衰えを知らん。こいつがすぐにムクムクと起き上がってしまうんじゃ」


そう言って大家はスラックスのジッパーに手をかけた。
自然と茉莉花の視線もそこに落ちる。
膨らみ方がすごかった。
まるでその部分にマイクでも仕込んでいるかのような大きさである。


「や…やめてください!」
「人の家の寝室に勝手に入り込んでいる人間が、そんなセリフを吐くとはのぉ」
「で…でも」
「やめて欲しいのはこっちじゃ。いずれじっくりと見せてやろうと思っとったが、自分からこうして見にくるとは…。準備は足りなかったがいい機会じゃ」


茉莉花は額にびっしりと汗を掻いていた。
と同時に、あの部分には牝の汗でびっしょりになっていた。
何度となく濡れては乾き、乾いては濡れを繰り返し、粘度の高いものに変質している。


「それとも見る前に触ってみるかの?」


大家は微笑みながら茉莉花の手をむんずと掴み、股間へと押し当てた。


『お…大きい…。な…なんて硬いの!』
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