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ジャスミンの花は夜開く
第8章 屈服

触れたかどうかわからないほどの軽いキスだった。
それが返って茉莉花の本能を刺激した。
大家がじっと茉莉花を見つめる。
そして掌の中では大家の怒張が脈を打っている。
『わ…私、も…もう…もうダメになりそう…』
今度はお互いが示し合わせたかのように、同じ速度で顔が近付いて行く。
また唇が重なった。
最初のキスよりもかなり長くそのままでいた。
唇の存在をお互いが確かめ合うに、しっかりと唇が重なる。
「チュッ」っと言う音がしっかりと茉莉花の鼓膜から脳に届いた。
3度目のキスは今までとは桁違いのキスに発展した。
大家の舌が茉莉花の口の中をじっくりと味わっている。
『こ…こんなキス…、し…したこと…ない』
ねっとりとした大人のキスは茉莉花の脳に深く刻まれることとなった。
茉莉花の舌は大家の舌に応えるよう、シンクロして動いた。
長く深いキスは、茉莉花の神経中枢を破壊しながら魅了した。
幼稚なキスや乱暴なキスしか経験したことのない茉莉花にとって、大家の舌使いは別次元のものであった。
掌と唇と舌から、大家の体温を強烈に感じた。
「どうじゃ、大人のキスは?たまらんじゃろ」
茉莉花は目をトロンとさせたまま全身の力がスッと抜けていくような感覚に襲われ、身体を大家に預けてしまっていた。
これまでの男とのキスは一体何だったんだと思わせる術に、茉莉花はただコクンと頷いて答えた。
「もっとすごいキスを覚えるんじゃ」
「は、はい…」
茉莉花にとって、たった半日の出来事がプロローグとなってしまったのだ。
甘美なキスからの、濃厚な接吻。
濡れては乾き、乾いては濡れを繰り返してきた蜜壺は、どうしようもないほど濡れそぼっている。
もはや抵抗という言葉は、茉莉花の脳には残っていなかった。
また大家の顔が茉莉花に迫って来る。
茉莉花に口は半開きになったままだ。
いや、閉じることができない。
鼻で呼吸することを忘れたかのように、ハァハァと口から吐息が漏れている。
大家は茉莉花の顎に手をやり、さらに首に角度を付けさせた。
淫夢と個室トイレでのことさえなければ…。
大家の部屋にこんなにたくさんの猥褻な写真とDVDさえなければ…。
今となっては『たられば』に過ぎないが、茉莉花の理性を吹っ飛ばしてしまうには、十分な1日であった。
『わ…私、こ…これから…、お…堕ちていくの?』
それが返って茉莉花の本能を刺激した。
大家がじっと茉莉花を見つめる。
そして掌の中では大家の怒張が脈を打っている。
『わ…私、も…もう…もうダメになりそう…』
今度はお互いが示し合わせたかのように、同じ速度で顔が近付いて行く。
また唇が重なった。
最初のキスよりもかなり長くそのままでいた。
唇の存在をお互いが確かめ合うに、しっかりと唇が重なる。
「チュッ」っと言う音がしっかりと茉莉花の鼓膜から脳に届いた。
3度目のキスは今までとは桁違いのキスに発展した。
大家の舌が茉莉花の口の中をじっくりと味わっている。
『こ…こんなキス…、し…したこと…ない』
ねっとりとした大人のキスは茉莉花の脳に深く刻まれることとなった。
茉莉花の舌は大家の舌に応えるよう、シンクロして動いた。
長く深いキスは、茉莉花の神経中枢を破壊しながら魅了した。
幼稚なキスや乱暴なキスしか経験したことのない茉莉花にとって、大家の舌使いは別次元のものであった。
掌と唇と舌から、大家の体温を強烈に感じた。
「どうじゃ、大人のキスは?たまらんじゃろ」
茉莉花は目をトロンとさせたまま全身の力がスッと抜けていくような感覚に襲われ、身体を大家に預けてしまっていた。
これまでの男とのキスは一体何だったんだと思わせる術に、茉莉花はただコクンと頷いて答えた。
「もっとすごいキスを覚えるんじゃ」
「は、はい…」
茉莉花にとって、たった半日の出来事がプロローグとなってしまったのだ。
甘美なキスからの、濃厚な接吻。
濡れては乾き、乾いては濡れを繰り返してきた蜜壺は、どうしようもないほど濡れそぼっている。
もはや抵抗という言葉は、茉莉花の脳には残っていなかった。
また大家の顔が茉莉花に迫って来る。
茉莉花に口は半開きになったままだ。
いや、閉じることができない。
鼻で呼吸することを忘れたかのように、ハァハァと口から吐息が漏れている。
大家は茉莉花の顎に手をやり、さらに首に角度を付けさせた。
淫夢と個室トイレでのことさえなければ…。
大家の部屋にこんなにたくさんの猥褻な写真とDVDさえなければ…。
今となっては『たられば』に過ぎないが、茉莉花の理性を吹っ飛ばしてしまうには、十分な1日であった。
『わ…私、こ…これから…、お…堕ちていくの?』

