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ジャスミンの花は夜開く
第8章 屈服
全身がカーッと熱くなる接吻の連続に、茉莉花の全身は痺れに痺れていた。
それを悟った大家は、腰に回していた手を茉莉花の股間に移動させる。
スカートの上から弄ると、茉莉花は思わず腰を引いた。
しかし、大家の力に抗うことなどできるはずもなく、あっけなくスカートの中にゴツゴツした手指の侵入を許してしまう。


「ん?なんじゃ。太腿までスケベ汁を垂らしよってからに」
「い…いいえ…、こ…これ…これは…」


今朝にかけて見た淫夢と、バイト先のトイレで盗み聞きしたイケない男女関係のせいなんです。
決して大家さんのキスだけでこうなったんじゃないんです。
とは、言えなかった。
濡れては乾き、乾いては濡れを繰り返した結果、ここまで愛液を溢れさせてしまっている。


「儂とのキスがそんなにたまらんのか?」


大家はそう言って悦に入っているが、その要素もあったが全てではない。
ただ、茉莉花はそれを言葉にするだけの勇気がなかった。


すると大家は畳に敷いた万年床と思われる布団の上に、茉莉花を仰向きで寝かせた。
全身の力が抜けてしまった茉莉花は立ち上がることができない。
そんな茉莉花を下に見つつ、大家は手早く上半身の全て脱いだ。


『あっ…、この身体って…』


茉莉花が夢で見た、あの身体に酷似していた。
脂肪の鎧を纏った筋肉は、自分の親以上に年齢の離れた男のものとは思えないほど、野性的だった。


「どれどれ、どうなっとるか調べてやろう」


大家が茉莉花のスカートをずり下ろした。
茉莉花は「い、いやっ!」と声を出すものの、手が間に合わない。


「いやだと?儂にはそうは思えんがな」


大家が不敵な笑みを返した。
ベージュのストッキングと淡いブルーのショーツが露わになる。
今度はそれを手で引っ張ってみようとするも、男の力には勝てない。
強い力で太腿を掴まれ、グイと外側に押すように、茉莉花の股を開いた。


「すごいシミじゃの。外側までくっきりじゃ」
「い…いや…。は…恥ずかしい。い…言わないで…」
「どれどれ、ご本尊も拝もうかの」


そういうや否や、大家は茉莉花の腰に両手を回し、パンストとショーツを剥がすように一気に脱がせた。


「ん?なんじゃこの真っ白なシミは。茉莉花は淫乱な娘だったというわけじゃな?」
「ち…ち…違います」
「こんなになるまでスケベ汁を垂れ流すとはのぉ」
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