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ジャスミンの花は夜開く
第9章 崩壊
茉莉花の荒い吐息と、ピチャピチャとした湿った音が狭い畳の間にこだまする。
陰部を執拗に愛撫されたり裂け目の頂点を甘く噛まれたりして、雫はとめどなく流れ出る。
もう何分もされ続けているだろう。
こんなに長い時間、舐められたことなどなかった。
情熱に任せた荒々しいセックスとは一線を画す。


「我慢せずに気をやればいいさ」


我慢しているつもりはなかったが、わずかに残った理性がブレーキを掛けていた。
それを壊すことを目的としているとしか思えない大家の責めだった。


「ほれ、こうしてみようか」


大家は口で裂け目の頂点を吸ったり噛んだりを繰り返し、今まで以上に高速で深い愛撫を茉莉花に与えた。


『も…もう…、だ…だめ…だわ…』


「イキたいんじゃろ?遠慮することはない。儂の責めには誰も耐えられん」


男性経験の少ない茉莉花にはもちろん耐えられるはずもなかった。
今度は強く裂け目の頂点を噛まれた。


「あぁぁぁーーーーーーんんんんんーーーーー!」


雷に打たれたような衝撃が茉莉花の身体に走る。
ビリビリとした電気のような衝撃だ。


「イクがいい」


大家が不敵な台詞を吐く。
それに茉莉花の身体と脳が反応した。


「ああっ、もう…、ダメ!」
「ダメならイクんじゃな。ほうれ、もっと強く吸ってやろう」


それはそれは猛烈な吸引だった。
ちぎれてしまうかと思われるほどの力が茉莉花にもたらしたのは痛みではなかった。
絶頂への最後の一歩であった。


「あっ、いい!イ…イク!イっちゃうぅぅぅぅん!」
「そうじゃ、イクんじゃ」
「もうだめ!いい!すごくいい!ああーーーー!」


茉莉花の反応を見ながら大家はさらなる愛撫を続け、やめようとしない。
これまで感じていた絶頂とは次元が違うものが、襲って来ている。


「イク!イク!イク!す…すごいのが来る!イっちゃう!イっちゃう!イクの!イクーーーーーーーーー!イクっーーーーーーー!」


全身をビクつかせて茉莉花は老夫の前で官能の波に飲まれた。それでも大家は止めなかった。
今までの彼氏であれば、そこで終わるものが、大家にとってはお構いなしのようである。
高みに登ったままの茉莉花は、まだまだ絶頂から降りることができない。


「ああーーーーー!とまらない!イクのがとまんない!またイク!またイク!イっちゃうのーーーー!」
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