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ジャスミンの花は夜開く
第9章 崩壊

これだけの絶叫とともに昇天したにもかかわらず、大家は愛撫を止めようとしない。
今までの彼氏であれば、そこで終わるものが、大家にとってはお構いなしのようだった。
「お…お願いします…、ゆ…許してぇ…」
「女はまだまだイケるんじゃ。ここで止めたらもったいない」
「も…もう耐えられません…、お願いです。ゆ…許してください」
「まだイキたくないんか?三度でも四度でもイケるぞ」
これ以上の快感は、脳がおかしくなってしまうような気がして、気持ち良さよりも恐ろしさを茉莉花は感じていた。
初めての経験が多過ぎて、心が付いて行かない。
そして、言ってはいけない言葉を発してしまうことになるのである。
「な…何でもしますから。ゆ…許してください…」
茉莉花にとっては何気ないひとことであった。
これから逃れるにはこう言うしかなかった。
しかし、受け取り手にとってはこれ以上イニシアチブを握れる言葉はなかった。
大家はまるでその言葉を待っていたかのように、眼光が今まで以上に鋭くなったように茉莉花には見えた。
顔を上げた大家の口の周りには、茉莉花が分泌した透明な液体でベタベタになっていた。
それを手で拭いながらペロッと舐めた。
「そうかい、許して欲しいかい?」
「は…はい…、も…もう…ダメです…」
じっとりと掻いた汗は茉莉花の顔に玉のように現れ、長い髪がだらしなくへばり付いている。
チークを濃い目に引いているかのように見える頰は完全に紅潮し、まるで酒にでも酔っているかのようだった。
「気持ち良かったかい?」
はい、と言うことができずに、茉莉花はただコクリと頷いた。
「あんなにされたのは初めてじゃったか?」
茉莉花はまたコクリと頷く。
ふと股間が気掛かりになり、股を閉じようとしても、そこには大家の頭がある。
『こんな格好で、私、イってしまったのね…』
恥ずかしいはずなのに、なぜかゾクゾクっとしてしまう。
初対面とは言えないが、まだ出会ってからほんの数回しか経っていない男、しかも親子以上に歳の離れた老夫にイカされてしまったことにも、心がざわついてしまっている。
『や…やっぱり…私、お…おかしい…わ…』
茉莉花の股間に顔を埋めていた大家がムクッと起き上がった。
「あんたはイケて良かったかもしれんが、儂のこれはどうしたらいい?」
今までの彼氏であれば、そこで終わるものが、大家にとってはお構いなしのようだった。
「お…お願いします…、ゆ…許してぇ…」
「女はまだまだイケるんじゃ。ここで止めたらもったいない」
「も…もう耐えられません…、お願いです。ゆ…許してください」
「まだイキたくないんか?三度でも四度でもイケるぞ」
これ以上の快感は、脳がおかしくなってしまうような気がして、気持ち良さよりも恐ろしさを茉莉花は感じていた。
初めての経験が多過ぎて、心が付いて行かない。
そして、言ってはいけない言葉を発してしまうことになるのである。
「な…何でもしますから。ゆ…許してください…」
茉莉花にとっては何気ないひとことであった。
これから逃れるにはこう言うしかなかった。
しかし、受け取り手にとってはこれ以上イニシアチブを握れる言葉はなかった。
大家はまるでその言葉を待っていたかのように、眼光が今まで以上に鋭くなったように茉莉花には見えた。
顔を上げた大家の口の周りには、茉莉花が分泌した透明な液体でベタベタになっていた。
それを手で拭いながらペロッと舐めた。
「そうかい、許して欲しいかい?」
「は…はい…、も…もう…ダメです…」
じっとりと掻いた汗は茉莉花の顔に玉のように現れ、長い髪がだらしなくへばり付いている。
チークを濃い目に引いているかのように見える頰は完全に紅潮し、まるで酒にでも酔っているかのようだった。
「気持ち良かったかい?」
はい、と言うことができずに、茉莉花はただコクリと頷いた。
「あんなにされたのは初めてじゃったか?」
茉莉花はまたコクリと頷く。
ふと股間が気掛かりになり、股を閉じようとしても、そこには大家の頭がある。
『こんな格好で、私、イってしまったのね…』
恥ずかしいはずなのに、なぜかゾクゾクっとしてしまう。
初対面とは言えないが、まだ出会ってからほんの数回しか経っていない男、しかも親子以上に歳の離れた老夫にイカされてしまったことにも、心がざわついてしまっている。
『や…やっぱり…私、お…おかしい…わ…』
茉莉花の股間に顔を埋めていた大家がムクッと起き上がった。
「あんたはイケて良かったかもしれんが、儂のこれはどうしたらいい?」

