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ジャスミンの花は夜開く
第9章 崩壊
「収まりが付かん。どうにかしてくれい」


大家はそう言って、茉莉花の顔の横に立った。
また茉莉花の全身にじっとりと汗が吹き出てくる。


「そうかい、そんなに熱いかい」


大量の汗を見た大家はエアコンを入れるのではなく、茉莉花のブラウスに手を掛けた。
大家は慣れた手付きで茉莉花のブラウスを剥がして行く。


「あっ、ダメ…」


はだけそうになる胸を、腕を交差させて防ごうとする。


「熱いんじゃろ?儂と同じ格好になればいいだけのことじゃ」


力ずくで腕が払いのけられる。
丁寧にブラウスのボタンが外され、ショーツと同じ淡いブルーのブラジャーが顔を出した。


「い…いや…」
「かわいらしいブラジャーをしとるのぉ」


大家はそう言って、ブラの上から茉莉花の乳を弄った。


「あっ…、あん。ま…また…、か…感じちゃう…」


絶頂を迎え、萎んで行ったはずの官能の炎が再びメラメラと燃え上がるような感覚に茉莉花は襲われた。
ゴツゴツした指で鷲掴みにされた茉莉花の胸は、小ぶりながらも弾力感があった。
一度のセックスで一度の絶頂した経験したことのない茉莉花にとって、間髪も入れない二回戦目以降は未知の世界であった。
事足りた気分になったはずが、なぜかより求めてしまいそうになることへの違和感。
それを押し止めようとしない自分がいて、もどかしい。
揉んでいる方ではなく、揉みしだかれている方なのに、胸に当たるブラジャーが邪魔とさえ茉莉花は思い始めていた。


「こっちのお豆さんはどうかの?」


大家が指をフックのようにしてブラを少しだけずらした。


「あっ…」


小さな吐息が茉莉花の口から漏れた。


「綺麗なピンク色じゃ。これは見事じゃ」


茉莉花の胸を舐め回すように見つめる大家は、そう感嘆の声を上げた。


「経験人数は少なそうじゃな」


過去の男性遍歴を胸の突起から推し量られ、茉莉花はまた紅潮する。
大家の視線だけで硬くなった双丘の突起物。
舌や指での刺激ではなく、目という間接的な刺激によっても茉莉花の身体は敏感に反応するようになっていた。
美術品でも鑑定するかのような大家の物言い。
そして、それを鑑賞するかのような視線。
「見ないで」と言いたいのに身体と脳はそう命令しない。
やがて大家は茉莉花の背中に巧みに手を回し、慣れた手付きでブラジャーのホックを外した。
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