この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
青い煩い、少女の情動。
第5章 視聴覚室(またの名を……)
なんだったの今の……。

響君から漏れ出す色気が私を冷静じゃなくさせる。

下着を履いていないことも相まって、下腹部が非常にむずむずしてきた。

周りに人が居るのに……。だめ、

最大限の理性を使ってなんとか正気を保とうとするが、不幸なことに私の席の位置が悪かった。1番前の席ならなんとか踏みとどまることができたかもしれないが、視聴覚室での私の席は1番後ろだ。それもそうだ、私は出席番号が1番後ろだから。視聴覚室はブロックが三列あり、ブロック間は1メートル強ぐらいの距離がある。そして出席番号が私の前の子は隣のブロックなのだ。つまり席の隣には誰もいないということ。これでは自制が効かなくなっても仕方ない。

映像の光で響君の顔が見えるたびに秘部に手が伸びかける。必死に我慢しなくては、と思うが、その我慢も束の間のうちに意味をなさなくなった。
響君がウトウトし始めたのだ。普段真面目な響君が珍しい、とは思ったがそういえば昨日夜更かしして本を読んでいたと言っていた。

響君がたらりと脱力し、背もたれに身体を預けると、途端に響君と私の距離が近くなる。本能に抗えない私が身体を前傾させると響君の髪から爽やかな香りが匂う。

いい香り、

その匂いは私をひどく酩酊させる。

[ぅ……]

たまらず私は指でスパッツ越しに秘部を刺激した。

スパッツが薄いから下着の上からよりも気持ちいい。声我慢しなきゃ。

目の前に響君が……。
響君の髪サラサラだなぁ、眠ってる顔可愛いなぁ。

響君が寝ているのをいいことに何でもかんでもし放題だ。髪の毛を触ってみたり、匂いを嗅いでみたり……。

響君は時々『ん……』と眠りから目を覚ますが、すぐにまた背もたれに身体を委ねて眠ってしまう。その様子がなんとも愛らしくて、私は指の動きを止めることができなかった。

[ぁ……]

時々漏れてしまう声も映像の音にかき消されて無かったことにされる。しかし、響君の耳にはしっかり聞こえているようで、私の悩ましい声が漏れるたびに耳がぴくってなっている。

響君の耳……、舐め……たい。舐めてしまおうか、 いや流石にそれはだめだっ。
響君に嫌われたら生きていける自信がない。

なけなしの自制を働かせながらも、私は響君の頭に鼻を押し付けんとばかりに顔を近づけ響君の匂いを堪能する。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ