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青い煩い、少女の情動。
第7章 勉強会という名の……
外で遊んで、汗をかいたのだろうか。さっきから石鹸で洗ってはシャワーで流して、石鹸で洗ってはシャワーで流してを繰り返している。

背中にまで手が届かなくて難儀しているのだろうか?

浴槽に入らなければ風邪をひいてしまう。彼が風邪をひいてしまったらそれは私の責任だ。手伝わないと……。

見かねた私は持ち前の無計画を生かして、浴槽を飛び出た。そして悠寿君がびくってするより先に

[背中流そうか?]

と頼れるお姉さん風に言った。私の中では満点だった。普段使わないような年上のオーラをまとった声だった。
しかしそれが良くなかった。悠寿は驚いてびくっと身体を動かした。

不運、それによって、両腿にまたがって秘部を隠していたタオルが落ちてしまったのだ。
ぱさりっ、いや、バサっだったかもしれない。

[『あっ』]

落ちたタオルを拾おうと私が慌てて、悠寿の足元へ視線を落とそうとするが、私の視線はお風呂場のタイルより先にある地点で釘付けにされてしまった。

タオルが無くなったことによって露わになった悠寿君の秘部。それが可愛らしい、子供相応のものだったならばなんら問題はなかった。
しかし彼の鼠蹊部に見えるそれは可愛らしいと形容できるのものではなかった。悠寿君のものは肥大、膨張、屹立し、今にも張り裂けてしまいそうなほど己の存在を主張していた。可愛いとは対極の凶悪といった形容の方が正しいようにも覚えてくる。

悠寿の?……勃ってる?!初めてみた……。なんで?もしかして私の下着姿とか裸とか見て興奮したのかなぁ?

私はパニックである。自らが招いたこの状況をいかに消化しようか、それだけが頭の中を廻る。

『莉央お姉ちゃん……。なんか僕の……大きくなってて、痛い……。』

そうか、彼には初めての経験なのだ。私がそれを誘発してしまったのだろう。本人には今の自分の状況が全く理解できていない。自分が興奮しているということ、それによって何が起こっているのか……。

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