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青い煩い、少女の情動。
第7章 勉強会という名の……
『うん……。』
と震えた声で答えることしか出来なかった。それもそのはず彼は今にも訪れようとしている絶頂と戦っているのだ。
そして、すーっと再び扉が閉まる音が聞こえて、私は両手の動きを加速させた。
[ふふっ。にぃが来てびっくりしたね?]
『莉央お姉ちゃん……なんか変なの来る……。』
私が指を上下に動かすたびに悠寿君の身体がピクンと跳ねる。
あっ、これはもういっちゃう。
私は経験があるわけでもないのに何故かそれだけ察して、自分の方と悠寿君の方、両方を絶頂に導く。
[っ、んっ……。]
私が漏らした甘い息が悠寿君の耳にかかり、顔がびくって震えた。可愛い。
[ひさ、どんな感じ。]
『なんか……なんか……。』
どうやら言葉にならないらしい。私も初めてした時はこんな感じだった。最も人にされる分には大分違うのだろうけれど。
[今から、悠寿君の……から、びゅっびゅって白いのが出るからね。]
私も実際には見たことなど無い。がここでお姉さんぶらなくてどうする。
『白いの……?』
悠寿君の目は既に虚ろだ。
[まぁ、見たほうが早いかな?]
私は悠寿の先端に触れたり、裏筋を撫でたりして新しい刺激を与える。自分の方は相変わらずだが、乳首を悠寿の背中に押しつけて上下で動かすことで足りない手を補っていた。
大きく開いた足はだらしない。
『何か……くるっ!?』
私もいっちゃう。脳が酩酊してきた。頭がぼんやりして神経が断絶しそうなほどビビットな快楽が全身を襲う。
『ぁっ、ぁっ、』
[んっ、んっ、]
『あっ!』
[イクっ!]
びゅっ、と悠寿君のものから勢いよく白い液が飛び出る。粘性を帯びた液は私の手に絡みついて、重力に負けじとへばりつく。
これが……。初めて見た……。
[ひさ、ねばねばだねっ。]
私は手を持ち上げて手に纏わりついた液に悠寿君に見せる。