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青い煩い、少女の情動。
第1章 図書室の誘惑
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[んっっ、]
白地にレースがあしらわれた下着、それを指先でなぞる。上下に、左右に、時には円を描くように。下着がどんどん湿ってきて、下着を汚してはまずいと思いながらも指の動きが止まらない。
[ん……、]
本を抱きしめながら、目をつぶって響君のことを想像する。いつか見た腹筋は勿論、自分と響君がキスをしている場面、自室のベッドで響君と結ばれている場面を妄想し、身体が震える。そのたびに背中が本棚にドンとぶつかる。
そして、
響君の身体を、頭から足先まで想像する。さっき自分を呼んだその声を出来るだけ鮮明に思い出して、場面を妄想する。『莉央、好きだよ』とか『莉央ってこういうことが好きなの?』とか、響君に言ってほしいことが無限に思いつく。
[っ……んっ]
下着の上からでは物足りなくなり、下着をずらして直接秘部に触れる。秘核は膨張し、隆起しており、軽く摘んだり指先で転がしたりすると電流が走ったように快楽の渦が押し寄せる。
[ひびきっ……くんっ]
ついには、中に指を入れてしまった。こんなところを他の人や、ましてや響君に見られたら恥ずかしくて死ねる。けどその背徳感が更なる快楽をもたらす。自分の指を響君の指に置き換えて中の壁を刺激する。次に入口付近の壁に引っ掛けたり、奥へ入れてみたり、と何も考えなくとも勝手に手が動く。響君に触られてる、と思うだけでいつもの百倍気持ちいいのだ。
[胸も……]
本を右手の小脇で抱え直して、フリーになった左手でシャツのボタンを外すと、はだけた胸元からは薄桃色の下着が覗く。そして乱暴に下着をずらして先端部を露出させる。未だかつてないほど屹立したそれを見てさらに興奮が込み上げる。下着の色と同じくらいの純粋な桜色の突起を弄る。胸はそんな大きい方じゃない。辛うじてブラが浮かないくらいだ。響君は大きい胸の方が好きなんだろうか?
バストアップ、いろいろ試してるんだけど。
[んっ……]
小丘を撫でて、先端を弄っているうちに頭がボーっとしてきた。上と下の動きが噛み合った時にズキュンと波が押し寄せて身体が若干痙攣する。息が落ち着く暇など無く、響君に身体を触られるという妄想も止まる所を知らない。
大きく身体が跳ねた際に本が脇からこぼれ落ちた。響君に似ているの男の子が描かれた表紙を向けて落ちた本が俄に私を現実に引き戻した。
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