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青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、
悠寿君はまたもや泣きそうになっている。説明も取り止めがなく、冷静さは既に失われている様子だ。

[それで、にぃが寝てからそろーと部屋を抜け出してきたんだ?]

私はとっくにお姉ちゃんモードに移行している。目覚め始めた男の子を揶揄うのが……たまらない。

コクン、と悠寿君が頷く。きっと私しか頼れる相手がいなくて相当心細かったのだろう。悠寿君が布団に入ってから軽く2時間はたっている。その間彼はひとりで悶々と苦しんでいたに違いない[いいよ……ここに座って?]

やることなんて一つしかない。
布団の上に悠寿君を座らせて、私は彼の目の前に腰掛ける。

[ズボン下げるねっ。]

ずるっといかにもといった効果音と共に悠寿君のズボンが下がる。悠寿君の下着が下から凶悪な何かに押されているのが分かる。

[苦しそうだね……。安心してっ、お姉ちゃんがすぐに治してあげるから。]

意を決して下着を下げる。

ズン、と悠寿君のが露わになる。

雄々しく屹立したそれは天を目指し、血流をドクンドクンと流している。

わぁっ、大きい。

お風呂で見た時は良くも悪くも悠寿君の背中越しだったので、サイズはよく分からなかったが、今こうして間近にみると悠寿君のは相当大きい。間違いなく身体のサイズに相応しくないだろう。

[私の裸思い出して、興奮しちゃったの?]

私の意地悪に対して

『うん……。』

歯切れは悪いが、素直に答える。

可愛すぎるーっ

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