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妻の過去 ~知りたい夫と知る男~
第8章 暴かれた過去 1
「しかし、あの美奈がすっかり落ち着いた奧さんになっちゃうとはね~」

(…あの、とはどういう事だ…。)

「もう、昔の事よ…やめてよ…」
「忘れようにも忘れるわけないよ。
だって、俺が社会人になってすぐだったし。
まさかその会社の先輩とセフレになっちゃうなんて
思ってもなかったし。」

全身に衝撃が走りました。
…やはり…妻と川島はただならぬ関係だったという予想は
当たっていた。
まさかセフレだったとは…。

心のどこかで予想は外れていてほしいと思っていた。
反面、そんな関係だったら、という自分の性癖からの淡い期待感も…。
いざ後者であったとわかったら、
身体が熱くなるものの、すぐに頭の整理がつきませんでした。

「ちょっと、昔のことよ…言わないで…」
「昔のこと…そうだね。旦那には言ってないの?」
「言ってないわ。言えるわけないわよ、そんなこと…」
「ああ、確か美奈の過去のことはよく知らないとか言ってたな。」
「知らなくていいのよ。
もう今はあの人の妻だし、子供達の母親なんだから。
昔のことは思い出させないで。」
「でも、美奈は昔とあまり変わらないよな。
今でも綺麗というか、可愛いというか。」
「もうおばさんよ?」
「イヤイヤ、年齢じゃないよ。さっきの写真と比べても、
変わったの髪型くらいじゃない?ほら」
「恥ずかしいってば(笑)」
「見た目は変わらないけど、性格はやっぱり
落ち着いちゃうんだ。」
「そりゃそうよ。じゃないとおかしいでしょ?」
「そうか。でもあの頃の美奈ってさ、彼氏いたのに俺とセフレになったじゃん?」
「…ま、まあ…ね…って、あんまり言わないでってば…」

本当なのか?
付き合ってる男がいたのに川島とセフレに?
そうか、会社の人と付き合ってたことがあるとか言ってたな…
その男以外に川島とセフレになっていたのか!
そんなセフレなんか作る女だったと言うのか!

「彼氏との約束断ってよく俺に会いに来てたよね。」
「…そうだったかな…覚えてないわ…」
「俺結構覚えてるよ。俺の部屋に来てすぐシャワーして、
そのままセックスして、軽く飲んで、
またセックスして、みたいな感じで続いてたもんね。」
「あ~恥ずかしいよ~、もう思い出さないで~(笑)
て言うか言わないで~(笑)」

そんな衝撃的な過去の話をされて
なんだその嬉しそうな反応は!

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