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第11章 濃密な夜　そして…

二人は浴室から出てきたようです。

「美奈、またフェラしてよ。俺まだイってないから(笑)」
「元気ね(笑)」
「ちょっ(笑)手かよ(笑)」
「川島くんの大きいから、アゴが疲れるの(笑)」
「昔なら喜んでフェラしてくれてたのに(笑)」
「もうおばさんだから(笑)手で許して(笑)」

こんなやり取りを普通にできるのが信じられませんでした。

夫婦でもない他人同士なのに。

音声が大きくなってきたので、またリビングまで戻って来たようです。

ギシッとソファに腰かける音がして、
「美奈、乗って」
「…うん…」

ソファでまた始まったセックス。

妻の喘ぎ声で座位のままキスを交わすのが分かり、
そしてまた大きくなる喘ぎ声。

「イ…イク…」
「美奈…出るっ…」