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妻の過去 ~知りたい夫と知る男~
第11章 濃密な夜 そして…
美奈と川島のセックスは、再生時間から
夜中の3時頃まで続いていました。

ソファで座位のままフィニッシュした二人は、少し休憩したあと、
再びソファに戻ってセックスを始めました。

もう妻は抵抗することも、喘ぎ声を抑えることもしていませんでした。

「旦那が起きてきたらヤバい」
とか言ってたのに、もう私の存在など忘れたかのように
川島とのセックスに興じていました。

その後、
「もう寝なきゃ。」
という妻の声があり、
川島はソファで寝るのに、妻が毛布を持ってきたようです。

「おやすみ」
という言葉を最後に途切れました。

妻は一応寝室の私の隣のベッドで寝たようです。

レコーダーを早送りし、次の会話は、
翌朝8時頃?
妻の「おはよう。もう起きてたの?」
という声がありました。

「朝ごはん食べて行きなよ。」
「ありがとう。」

という会話があり、
妻が準備をしているのであろう音がして、

「ちょっと、ダメだって(笑)」
という声。

川島が妻にちょっかいをかけてるようです。

妻は寝巻きにロング丈のTシャツを着てきます。
この時も同じだったと思います。

ロング丈と言っても、膝には届かないくらいの、
ミニワンピースくらいの丈しかありません。

その格好でキッチンに立つ後ろ姿に、川島は欲情したのかもしれません。

分かります。

私もそれで欲情しますから。

ただ、私の場合は、自分勝手に動き、さっさと射精してしまいます。

妻にとっては生殺し状態でしょう。
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