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黒薔薇学園の白い百合たち
第8章 らいと君とのリプレイ
「消してやってもいいけどさあ…
見返りが欲しいなぁ」
「見返り?お金を要求するの?
そう言うのは撮られた本人に言いなさいよ」
「わかってないねえ
見返りって…由里ちゃんとまたセックスしたいってことだよ
撮られた本人に言えだって?
やだよ、あんな婆さんなんか抱きたくもないしさ」
「あんた、最初から私を抱くのが目的で
わざわざ写メを私に見せにきたの?」
「そうだよ、由里ちゃんだったら
学園の事を思って
体を開いてくれると思ったからさ」
なんてしたたかな子なんでしょ。
まだ、正式に黒薔薇学園に教師として
赴任する訳じゃないけど、
やっぱり母校の名誉は守りたいと思った。
「わかったわ…
私が抱かれれば、
すべて闇に葬ってもらえるのね?」
「そうだよ、ようやく理解してもらえた?」
「言っとくけど、
それも強請(ゆすり)と言って
立派な犯罪なんだからね」
この子、絶対に将来は
警察のご厄介になるだろうなあと私は心を痛めた
「早く脱いでよ。
いや、脱げ!裸になって股を開けよ!」
優位な立場だからか
らいと君は私にそのように命令しました。
『教頭先生も脇が甘いのよ!
なんで私が、あなたの代わりに抱かれなきゃいけないのよ!』
理不尽に思いながらも
学園を守るためだわと
ガードを固めるために履いたデニムを自ら脱ぎ捨てた。