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黒薔薇学園の白い百合たち
第8章 らいと君とのリプレイ
「トレーナーもだよ
その色気のないトレーナーも脱がなきゃダメだよ」
「わかってるわよ!」
私が脱衣していくのを見ながら
らいと君はスマホを手にした。
「ダメ!
もう撮らないで!でなきゃ警察に通報するわ
学園の名誉とかそんなもの私には無いもの
学園の安泰よりも私は自分が大切なの」
「わかったよ
何だい、ケチ臭いなあ…
由里ちゃんのヌード写真なら
クラスメートが高く買ってくれるのにさ」
「そういうのも肖像権ってものがあって…」
「あー!もう、わかったって!
お説教を聞くつもりはないからね」
そう言って渋々らいと君は
スマホをポケットに仕舞いこんだ。
何だかんだと小言を言いながらも
仕方なく私は下着姿になった。
「全部脱がないのかよ」
「あら、下着を脱がすのは男の役目じゃないの?」
それもそうかと
鼻の下をだらしなく伸ばしながら
スケベそうな笑みを浮かべて私に抱きつくと
背中に腕を回してブラのホックを外しに来た。
ブラのホックを外すのに手間取りながらも
口をタコのようにして
「由里ちゃん、キスしようぜ」と
顔を近づけてきた。
『もう!面倒だなあ…』
そんな風に思いながらも
私は小首を傾けて要望に応えてあげるべく
チュッと軽く唇を重ねて上げました。