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黒薔薇学園の白い百合たち
第9章 土方先生の実家にて

そんな私の気持ちを知ってか知らずか
土方先生ったら
「由里、こっちにおいでよ」と
私をベッドに招こうとします。

「気疲れしちゃってそんな気分になれないのよ」

初めて私は土方先生の誘いを断ってしまいました。

「心配すんなよ、
俺はあの家を出た男なんだからさ。
実家は実家、俺は俺だよ」

私がベッドに行かないものだから
土方先生がベッドから降りて私をハグしてきた。

「やめてよ、おニューの洋服が皺になっちゃう」

「いいじゃん、お袋がくれたワンピースがあるんだからさ」

私が拒んでいるのに
土方先生ったら私の服を脱がしにかかります。

「もう!そんな気分じゃないって言うのにぃ」

気分が乗らなくても
こうやってスキンシップを繰り返されたら
嫌でも土方先生に身を任せてしまいます。

「今度は由里のご両親に挨拶に行かないとな」

『そうね、今日のような緊張感を
あなたも味わえばいいわ』

私が意味深に笑みを浮かべたものだから
「えっ?もしかして結婚の事を反対されているのか?」と、土方先生は深読みしすぎて狼狽え始めた

「反対も何も…私、土方先生とのお付き合いの事を、まだ両親に話していないもの」

「じゃあ…いきなりお嬢さんをお嫁にください何て言ったらびっくりするだろうな」

土方先生は盲目のように
私との婚姻に気持ちを急ぎすぎてる気がしました。

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