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黒薔薇学園の白い百合たち
第1章 教育実習

思いがけず学校の更衣室でセックスをしてしまいましたが、おかげで気分はスッキリ!
土方先生からお借りしたジャージを着こんで
上気した顔で私たち二人は教室に戻った。

クラスは少しばかり騒いでいたけれど
私たちがクラスに脚を踏み入れて
教壇に立つと、クラス全員が着席してくれた。

「先生…悪かったと思ってる
俺、反省してます」

バケツをひっくり返した首謀者とおぼしき生徒が
頭を項垂れてしゅんとしていた。

「もういいの…
きっと、あそこまでびしょびしょになるなんて思っていなかったんでしょ?
私もこういうことに慣れていなくて
ちょっとビックリしちゃった」

「先生!濡れた服、
私が家庭科教室の洗濯機で洗ってきます!」

「いや、俺が洗わせてもらうよ
バケツに水をなみなみと溜め込んだのは俺だからよ」

『まあ!なんていい子たちなのかしら!
根は純情な生徒たちなんだわ』

私は感激して、また泣いてしまいました。

「お前たち!
日向先生が許してくれても
お前たちがしたことは卑劣なことなんだ!
よって…今日から一週間、校庭の草むしりだ!」

え~!何でよ!
反省して謝ったじゃん!

土方先生の懲罰の台詞で
クラスは再び蜂の巣を突っついたような大騒ぎになった。
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