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第1章 教育実習

放課後…
C組全員が校庭に引っ張り出されて
草むしりが始まった。
今日から毎日、放課後の30分が草むしりタイムになるのでした。

私も生徒とコミュニケーションを取りたくて
自ら進んで草むしりに参加しました。

「由里ちゃんはさ、教師側なんだから
罰を受けなくてもいいじゃん」

一人の男子生徒が
私に近づいてきて話しかけてくれた。

「いいのよ
みんなと仲良くなりたいしさ
それに…洗濯してもらった服がまだ生乾きだから
服が乾かないと、このダサいジャージで帰らなきゃならないし…」

「言えてるぅ！
土方の奴、ほんと趣味悪いよね
ジャージもアディダスとかプーマならいいけど
どこのブランドかわからないようなダサいデザインだし」

「でもさ、生地が薄いせいか
由里ちゃんのお尻の形がバッチリだから
俺はそれなりに嬉しいけどな」

一人の男子生徒がそんなことをいうものだから
ほとんどの男子生徒が私の後ろに集まっちゃった。

「男子って変態だから嫌いだわ」

女子生徒から白い目で見られても
男の子たちは私のヒップの形に夢中でした。

一人の男の子が群れを離れて
私の側に寄ってきた。

「俺さあ…実はこんな画像を撮っちまったんだよね」

小さく囁くと
私にスマホの画面を見せてきた。

『えっ？』

私は我が目を疑ってしまいました。
なぜなら、その画像は立ちバックでセックスをしている私と土方先生だったのです。