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黒薔薇学園の白い百合たち
第11章 女帝 淑子
「明日はブティックチェーンの社長と
早朝に会わないといけないんだけどねえ…」
ブティックチェーンの社長は女性で
今現在恋愛中の愛人だった。
打ち合わせというのはカムフラージュで
朝から夕方までホテルにしけこみ
ヤりまくるつもりだったので
打ち出す砲弾は少しでも使いたくなかった。
「寂しい想いをさせてきたのは謝るわ…
私たちも昔に戻って、
これからはヤりまくりたいの」
そう言って淑子は義雅に抱きついてきた。
「もう歳だからね…勃たないかもしれないよ」
明日、愛人とセックスするのだから
ここは何としてでも勃起させずに
指と舌だけで淑子を満足させてやろうと思った。
「大丈夫よ…私が勃たせてあげるから」
そう言うと淑子は義雅の前にひざまずいた。
『おいおい、この女、
こんなに情熱的だったかい?』
戸惑う義雅を尻目に
パジャマのズボンの腰から
淑子は手を差し込んでくる。
そして愛しそうに
グニャリとしたペニスを握ってきた。
淑子が妖艶な顔を見せながら、
「うっ、ふん…」と
吐息とも喘ぎ声ともつかないものを洩らした。
勃起してたまるかと
義雅は必死に堪えるが
官能が甘くそそられて、肉棒が疼いて痺れた。
このままでは勃起してしまうと
慌てて義雅は淑子を立たせて
淑子のうなじに唇を這わせてた。
フェロモンというのだろうか、
なぜか無性に淑子の体臭が鼻腔に忍び込んで
妙に心地よい。
義雅は、唇を滑る様に下ろして
乳房に向かわせた。
あ・うんの呼吸で
淑子がパジャマのボタンを外してゆく。
やがて現れたその乳首を口に含んだ。
薄い小ぶりな乳房に載る可憐な乳首。
子供を産んだ女の乳首とは思えない。
それを舌先で転がしていくと、
淑子がまた「うふっん…」と
声に出して身悶えた。
淑子は本当に華奢な体をしている。
乳房は小ぶりで、下腹部も肉づきが薄く、
尻も絵にかいたような小尻だった。