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黒薔薇学園の白い百合たち
第11章 女帝 淑子

口に含んだ乳首を舌で転がしながら、
手を淑子の股間に滑りこませた。

パジャマのズボンとショーツを履いたまま…
着衣での行為が
勃起させてはいけないと思いながらも
妙に興奮してしまう。

やがて指が陰毛の上を滑り、
その先でヌラリと柔らかな陰唇を捉える。

淑子が「ああっ」と声を出して、
60手前の女と思えないほどに
大きく背を仰け反らせた。

指に捉えた耳たぶの様な陰唇を
捏ねくり回していくと、
指に吸い付く陰唇は
形をグニャグニャと変える。
そこが次第に濡れそぼって、
指もたっぷりと濡れてゆく。

「あふっ…あ…はあん、
あう…ああ…」

淑子が艶っぽい声を出し、
手の甲を噛む仕種をして、
しきりに白い喉を見せた。

『くそっ!色っぽいじゃねえか』

淑子は手を伸ばし、義雅の股間に差し入れ、
肉棒にそっと触れた。

それは肉棒をしゃぶりたいと言う合図だ。
普段、高慢で上品に振舞っている淑子だが、
セックスでは欲望の塊(かたまり)だった。

「君は、いい女だ」

勃起させてはいけないという誓いを
義雅は振り払った。
目の前にヤラせてくれる女がいるのだ。
穴があれば突っ込みたくなるのが男ってもんだ。

ベッドに淑子を寝かせ
義雅は四つん這いで這うように、
淑子の体の上に跨って
シックスナインの体勢をとった。

パンツとパジャマのズボンを太ももまでずらすと
淑子が口に咥えてくれる。

肉棒が口腔の温もりに包まれ、
ヌラヌラした唾液がペニスにまとわりついてゆく。

淑子は咥えたペニスを、
チュルチュルと吸いたてはじめる。
決して激しくはないが、慈しむ様な吸い方だ。

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